りんごの季節がやって来ました!そのまま食べても、調理してもおいしいりんご。子供から大人まで、人気の果物です。最近は一年中スーパーで買うことができますが、旬を迎えるこの時期になると、数も種類も増えて来ます。ゴロゴロと並ぶりんごを見ると、どれにしよう…と悩んでしまいますよね。
やっぱり食べるなら、甘くておいしいりんごを食べたい!ということで、今回は、りんご農園に直接取材を実施!りんごには、見分け方があったのです。教えてくれたのは、先日開催されたあみプレミアム・アウトレット「cookpad marche」に出店していた「五光俊賀農園」の阿部さんです。
たくさんのりんごが並んでいると、つい真っ赤なものを選びがち。黄色い筋が入っていたり、色ムラがあると「おいしくないのではないかな?」と思ってしまいます。でも、実はりんごのおいしさに、色は関係ないのです!なぜなら、りんごのおいしさを左右するのは、葉っぱがどれだけ太陽を浴びたかどうか、ということだからです。
1つのりんごの実の成長には、約60枚ほどの葉っぱが必要と言われています。その、葉っぱが光合成をし、栄養を実に送ることでりんごはどんどん甘く、おいしくなっていきます。葉っぱが多かったり大きいと、りんごはその影に隠れてしまうことがあります。すると、りんごの色には黄色っぽくなったり、ムラがでるのです。でも、それこそ葉っぱがついている証拠!実、そのものが影に隠れていても、太陽の光を十分に浴びた葉っぱから栄養をたっぷりもらうことで甘くなる、という訳なんですね♪
突然ですが、みなさんはキズのあるりんごと、ないりんごが並んでいたら、どちらを選びますか?
黒いこのような小さなキズ、時々見かけますよね。もし、全くキズのないりんごと並んでいたら、きれいものを選ぶ人が多いと思います。でも、実はこのキズこそが、甘さの印だったんです♪りんごはキズができると、それを治そう、治そうと栄養をより多く補給するため、旨味がアップすると言われています。こんなの知らなかった!
写真のようなキズは、枝や葉の擦れなどでできた表面的なもの。気になるようであれば、その部分だけ切り落とせば、全く問題ありません。贈答用ではなく、家族でおいしく食べたいというときは、ちょっと傷の入ったりんごでもいいかもしれませんね♪
いかがでしたか?いつも何気なく選んでしまっていましたが、今日からこれで、りんご目利きですね♪選びかたをマスターして、旬真っ盛りだからこそ味わえるおいしさを、最大限味わいましょう!