日本No.1レシピサイト「クックパッド」編集部
あなたは朝ごはん食べる派?食べない派?なんて会話をよく耳にするくらい、実はちゃんと食べていない人が多い朝ごはん。朝はギリギリまで睡眠をとり英気を養う、なんていう人もいるくらいです。睡眠が大事なことは確かですが、朝ごはんを食べない生活のままでいいのでしょうか?答えはNOです。やっぱり一日の元気は朝ごはんからですよ!
朝目覚めると、お腹がだいぶ空いていることに気づくと思います。お腹が空いているということは、体にエネルギーが足りていない証拠です。 朝ごはんを食べずに午前中行動するということは、切れかけのバッテリーで電化製品を動かしているようなものです。バッテリーが十分なら安定して稼働していられますが、切れかけだと不安定になるのと同じです。朝ごはんを食べないと十分に頭が働かなかったり、ボーっとしたり、だるかったりするのはこのせいなんですね。
バッテリー切れはコンセントへつないで充電すれば解消できます。ですが、電気のように栄養を体へ送ればいい、というほど人は単純ではありません。人間にとって必要なエネルギーをうまくとる朝ごはんって、どんなものなんでしょう?
まず知的生活に必要なエネルギー源は、脳を働かせるために必須の栄養、ブドウ糖です。ブドウ糖は体内でデンプンから分解して吸収すると効率が良いので、ご飯やじゃがいもといったデンプンを多く含んだ食事が適しています。
また、活動的な生活に必要なのは、食べた栄養をうまく吸収することができる体です。つまり代謝をうまく上げることが重要です。代謝を促進するにはビタミンBを摂ることが効果的なので、これを多く含む豚肉、かつお、納豆等を摂るといいでしょう。
こうしてみると日本人が食べてきた昔ながらの朝ごはん、“焼き魚に納豆ご飯”は栄養を考えた献立だったんですね。
朝ごはんが大事なことはわかりましたが、仕事や学校に遅れるわけにはいきません。時間をうまく使って朝ごはんを食べるにはどうしたらいいんでしょうか?意外と豊富な選択肢があったりします。
1.“家朝”スタイル
基本は家で作って家で食べるスタイル。余裕が持てるなら、早起きしておいしい朝食を!
2.“店中”スタイル
家で作る時間はないけれど、少しゆっくりしたい時などに。朝だけバイキングをやっているお店もあったりします。
3.“駅ナカ”スタイル
駅の構内にはビュッフェスタイルのお店が多く、手軽にすばやく食事をとることができます。すこし時間を早めるだけでもいいのが魅力的です。
4.“席アサ”スタイル
「お店で料理がでてくる時間を待ってられないよ!」ってセッカチさんや「やっぱ、ゆっくり寝ていたい…」って人には、このスタイルがオススメです。通勤中にあるコンビニなどで弁当やおにぎりを買って、始業前に自分の席で食べちゃいましょう。また前日の残り物を詰めた弁当を、朝昼2つ分持っていってもいいと思います。
通勤の間だけでも、朝ごはんを食べるチャンスはそこかしこに転がっていることがわかりますね。
筆者自身の朝ごはんスタイルは“家朝”スタイルです。かと言って、早起きして作っているわけではなく、前日にご飯を炊く準備やおかずの下ごしらえをしておくことで朝の時間を短縮しています。
自分に合った方法で朝ごはんを食べて、元気な一日を手に入れましょう♪(TEXT:柏井カフカ/ライツ)
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