日本No.1レシピサイト「クックパッド」編集部
クックパッドでも人気になっている「らっきょう」が、6月17日放映のNHK「あさイチ」にも登場し、話題を集めています。実はこの「らっきょう」には驚きのパワーが秘められているのだとか。さっそくその秘密に迫ります!
今回「あさイチ」のテーマとして取り上げたられた「らっきょう」は古来、胸の痛みやぜんそくに効く漢方薬として愛用されてきた食材。スムージーにも、整腸効果のある食材として使われているってご存知でしたか?
実はここ最近の研究で、この「らっきょう」には今お伝えした効果以外にも、女性に嬉しいパワーがあるそうです。
6月9日放送の「大麦」特集でも紹介された水溶性食物繊維ですが、実は「らっきょう」にもこの水溶性食物繊維がたっぷり。「らっきょう」は、その水溶性食物繊維の中でも、血糖値上昇の抑制効果があると言われているフルクタンが豊富に含まれているのが特徴。つまり、「らっきょう」を食べることで、肥満抑制に繋がるというから嬉しい。しかも、「らっきょう」にはダイエット以外にも、骨粗しょう症を防ぐ効果も。これは本当に女性にとって頼もしい食材ですね。
「らっきょう」と言えば甘酢漬けが有名ですが、水溶性食物繊維のフルクタンは汁に溶けだしてしまいます。甘酢漬けにした場合は、甘酢を酢の物やカレーの調味料として使ったり、ドリンクに入れたりして活用すること。本来は生のまま食べるのが最強の食べ方。でも、「らっきょう」って生だとアクが強そうな気がするのだけど……と思った方も、ご心配なく。番組では「らっきょう」を生で食べるポイントも紹介していましたよ。
絶対に外せないポイントは以下の2つ。
①「らっきょう」を繊維にそって薄切りにして、シャキシャキ感を出す。
②薄切りにしたものを2~3分水にさらす。
※さらしすぎるとフルクタンが溶け出すので注意を。
この「らっきょう」を薄口しょうゆや米酢と和えたり、お肉と一緒に焼いたりすれば美味しいごちそうに。「らっきょう」って甘酢以外にもこんなに活用できるとは知らなかった!という人のためにクックパッドでも美味しそうな「らっきょう」レシピがないか?探してみましたよ。
生の「らっきょう」は、1日に大きめのものなら3個、小さめなら5個を食べれば十分だそうです。さっそく試してみませんか?(TEXT: 黒沢るか/ライツ)
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