いつも夏太りするという方。それは夏の冷えで水はけの悪い体になっているのかもしれません。夏の冷えの原因と解消方法を管理栄養士が解説します!
夏は、エアコンによる外からの冷えと、冷たい食べ物や飲み物を摂ることによる中からの冷えで、カラダの芯まで冷えてしまいます。
強いストレスを感じたり、気持ちが高ぶったりすると交感神経が優位になり、カラダが冷えてしまいます。
少ない摂取エネルギーに対応するようにエネルギーを燃やさないカラダにシフトしていきます。その結果、冷えやすい体となってしまいます。
冷えは万病のもとといわれます。頭痛や腹痛、肩こりなど何となく体の調子が悪いのは、冷えが原因となっていることが多いものです。
特に女性は冷えによってホルモンバランスが乱れやすくなり生理痛やPMSの原因となるほか、代謝が悪くなって痩せにくくなったり、むくみやすくなったりすることが考えられます。
運動や半身浴、マッサージで血行を良くして体をあたためる。漢方薬で体質改善をするなど、冷えによる不調を改善する方法は色々ありますが、ここでは「食べ方」や水分の摂り方で冷えを予防するコツをご紹介します。
水分の多い夏野菜や果物にはカラダを冷やす作用があります。これらを食べる時にはカラダを温める作用のある食材をプラスしましょう。
薬味やスパイスはカラダを温める作用があります。手軽に加えられる生姜や大葉、ミント、コショウ、唐辛子、シナモン、カレー粉などをお料理に加えるだけでカラダの冷え過ぎを予防します。
飲み物は冷たいものばかりでなく、温かいもの、あるいは常温のものを選んで。身体を冷やす作用のあるコーヒーよりも、カラダを温める作用のある紅茶をチョイスするのも◎。
暑いと一度にたくさんの水分を摂ってしまいがちになります。また熱中症の予防にと、カラダが欲していない時でも大量の水分を摂り過ぎて、体調を崩してしまうということもあります。
限度を超えての水分摂取はカラダの水分調節機能が追いつかなくなって、むくみにつながることも。水分は喉が渇く前に少しずつ、こまめに摂ると効率的にカラダに吸収されます。
口当たりの良いつるっとした冷たいもの、水分の多いものを食べることが多い夏。そうめんやひやむぎなど冷たい麺には、ショウガなどからだを温める作用のある薬味を添えることで、栄養バランスが整うだけでなくカラダの冷え過ぎを防ぎます。今年の夏は、冷えない食生活を、意識してくださいね。
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