麺料理だけでなく、煮物やお浸しにも使える万能選手のめんつゆ。
冷蔵庫にないと不安!という方も多いと思います。 実は、鰹節や昆布に醤油とみりんがあれば、簡単に作れるんです。
この夏は自家製めんつゆで楽しみませんか?
【1】下ごしらえ
昆布は、砂や汚れを取るため、固く絞ったぬれ布巾かキッチンペーパーで表面を軽く拭いておく。
【2】煮る
すべての材料を鍋に入れ、中火にかける。ひと煮立ちしたら、弱火にして15分ほど煮る。
【3】漉す
15分ほど煮たら、火を止める。ざるにキッチンペーパーを敷き、漉す。
【4】保存する
冷めたら密閉容器に移し、冷蔵庫で保存する。
だしの風味が抜けないよう、沸騰したらすぐに弱火にして煮立て過ぎないことがポイントです。
鰹節や煮干しはイノシン酸、干し椎茸はグアニル酸、昆布はグルタミン酸という旨味成分が含まれています。種類の異なる旨味成分を組み合わせると、旨味アップに効果的。自分好みの組み合わせを見つけましょう。
すべての材料を鍋に入れて、2時間置き、あとは15分煮詰めるだけ!手間いらずで、簡単に作れるレシピです。
特集スタッフが作ってみた感想
昆布・かつお節・干し椎茸の旨味が組み合わさって、濃厚で深みのある旨味が感じられました。
素麺のつけつゆにして試食してみたのですが、素麺を食べ終わった後に、つゆも全部飲み切るほど美味しかったです!(調理時間:20分)
味付けがこれだけで決まる、便利なめんつゆ。煮物やお浸しだけではない、めんつゆを活用したアレンジレシピをご紹介します!
昆布・鰹節・干し椎茸、それぞれから出た旨味が組み合わさって、濃厚な味わいのめんつゆに仕上がりました。
旨味が重なるって、こういうことなんだ〜!と体感することができました。
自分好みに、鰹節を多めにしたり、煮干しを追加してみたり、と色々アレンジ可能なので、この夏はぜひ自家製めんつゆを楽しんでみてくださいね!
文:栃木由子 写真:北村文乃
【調理時間の表記について】
材料を浸けておく時間は含まれていません。