日本No.1レシピサイト「クックパッド」編集部
夏の食卓に大活躍の食材といえばそうめん。とっても簡単に作れて美味しいですが、必ずと言っても良いほど起こるのが吹きこぼれですよね。茹で時間は短いのに、ちょっと油断した隙に吹きこぼれてしまって、掃除が大変…なんてことも、しばしば。
そうめんを茹でる際の吹きこぼれの原因は、でんぷんと対流。そうめんから流れ出るでんぷん質を含んだお湯が、沸騰した時に起こる対流によって吹きこぼれてしまうのです。そこで今回は、この方法を応用して試してみたいと思います。
茹で時間9分や11分のパスタを1分加熱するだけで茹でられるのなら、茹で時間の短いそうめんは、麺を入れてすぐに火からおろしても茹でられるのでは!?というわけで、実際に試してみました。
たっぷりのお湯を沸騰させて、そうめん(茹で時間:約2分のもの)を入れます。
すぐに火を止めてよくかき混ぜたら、フタをして茹で時間まで放置します。
時間になったらそうめんをザルにあげ、よく冷やして出来上がり!
そうめんを入れてすぐに火を止めるので、お湯の対流が起こらず吹きこぼれる心配はありません。そして、肝心のそうめんも、ちゃんと茹で上がっています。これなら鍋を注意して見ておく必要もなく、吹きこぼれてコンロが汚れることもありませんね。そうめんを茹でるときは、ぜひ参考にしてみてくださいね♪
料理家。
大学卒業後、「西洋料理」という本を手に取り衝撃を受け、この仕事がしたいと思い立ち上京。料理家アシスタントを経て独立。現在、雑誌やWEBの料理製作、レシピ提供、ケータリングなどを行う。
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