医師として、料理家として、そして母としてアクティブに活躍するレシピ作者の河埜玲子さんをご存知ですか?
2015年にはキッズ食育トレーナーの資格を取得され、さらに食への知識を高める彼女に料理についてお話を伺いました。
- 日々のごはん作りだけで精一杯!健康を意識した食事はハードルが高いと感じている方が多いと思います。
「そうですよね、毎日となるとなかなか難しいと私自身も思います。ただ、病気を予防するためには食が非常に大切な役割を果たしています。医師であるからこそその重要性が身にしみて分かるんです。でも、ただ栄養があればいいだけではないと思うんです。家族や友人など、みんなで「美味しい」を一緒に感じることも大切だと思うんですよね」
- 河埜さん自身も子育てに家事、仕事と、料理をする時間がなくごはん作りがストレスなった時期があるそうですね。
「はい、娘が1~2歳の頃、毎日が忙しく、お料理が大好きであるにも関わらず、食事作りがストレスになりました。時間に追われるママなら、多かれ少なかれ、子供に栄養バランスのとれたごはんを食べさせてあげたい、でも時間がなくてできない…そんなジレンマでストレスを感じていると思います」
- そんな河埜さんのお助けレシピはありますか?
「とにかく手間いらずで、ほっておくだけでできる鶏チャーシューがおすすめ」
- お子さんが小さいとなかなか食が進まない時もあると思います。そんな時のおすすめレシピはありますか?
「娘が1歳くらいのころ、食がなかなか進まず、なんとか食べてもらいたいと試行錯誤したレシピ。地味だけど本当に美味しくて、みなさんにも試していただきたい料理です」
- 河埜さんの料理は自身の悩んだ経験からの作りやすさと安心感を感じます。
「ありがとうございます。家では母親であるという立場で、毎日の食事作りがいかに大変であるかもよく分かっているつもりです。だからこそなるべく手軽にできる、「作ってみたい」と思ってもらえる健康レシピを心がけたいですね。一汁三菜が毎日できたら理想ですが、そうでなくても健康的な食生活が実現できることを、これからも提案し続けたいと思っています」