日本No.1レシピサイト「クックパッド」編集部
10月6日の「秘密のケンミンSHOW」は、10周年突入2時間スペシャルということで、特別企画「東西熱愛ケンミン焼きそば祭り」が放映されました。
番組ではこれまでも、群馬県の「大田焼きそば」、栃木県の「スープ入り焼きそば」、福島県の「カレー焼きそば」と全国様々のやきそばにスポットを当ててきましたが、スタジオでもなぜか焼きそばの回は絶賛の嵐!そこで今回は、10周年特別企画として、東西のやきそばにフィーチャー。その味の違いや美味しさの秘密が明らかに。
まず紹介されたのが、東代表のやきそば。みちのく秋田ケンミン代表の壇蜜さんも激愛している「横手やきそば」です。静岡県の富士宮やきそば、群馬県の大田焼きそばと並ぶ、日本三大焼きそばのひとつに数えられ、太めのストレートのゆで麺に、豚ひき肉、キャベツを入れて一緒に炒め、出汁をブレンドした甘めのソースで味付けをした汁だくのやきそば。麺の上に半熟の目玉焼きをのせ、福神漬けをトッピングするというユニークなやきそばは、戦後に子供のためのおやつとして考案されたもの。甘くてサッパリとした食べ心地は絶品!半熟卵が絡みつく麺はツルツル喉ごしがよく、汁を白いご飯にかけて食べるという人も。
次の登場したのが、西の代表大分ケンミン熱愛の「日田やきそば」。こちらは秋田の「横手やきそば」とは打って変わり、パリパリとした香ばしい麺が特徴です。豚の細切り肉を焼いたら、軽く湯通した中華の生麺をプラス。ほぐさず形を整え、ラードを回しかけ、全体を香ばしく揚げ焼き。片面がしっかり焼けたらひっくり返して、もう片面も焼きます。入れる野菜もひと味違います。定番のキャベツは入れず、もやしとねぎだけ。それをウスターソースを基本にした甘辛いソースで絡めて焼きます。トッピングは「横手やきそば」同様卵ですが、こちらは目玉焼きでなく、生卵をのせるのが王道。月見そば状態のやきそばは、パリパリに焼いた麺の焦げ目と卵が絡み合ってデリシャス!大試食会でも、「今まで生きてきた中で一番好き」「全国区になる味」と絶賛コメントが集まりました。
どちらもすごく美味しそうですが、同じやきそばなのに、こんなに違うなんてビックリ!クックパッドにも、今回取り上げられたやきそばがたくさん投稿されていますよ。両方作って、食べ比べても楽しそうですね。
簡単でモリモリ食べられる「やきそば」は、家飲みやパーティにもピッタリ!食材もリーズナブルで、家計にも優しいところも高ポイントです。子どもから大人まで満足できる「やきそば」は、人が集まる機会が増えるこれからのシーズンに、大活躍してくれそう。ぜひ作ってみてくださいね。(TEXT:森智子)
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