日本No.1レシピサイト「クックパッド」編集部
「ルンピア」と聞いてどんな料理を想像しますか?正解は、フィリピンやインドネシアで食べられている春巻きのことでした。春巻きとは言っても、国が違えば、使用している調味料や食材も違ってくるもの。「ルンピア」は一体どんな特徴があるのでしょうか?
アジア地域には50近い国があります。それぞれの地域には気候、文化、宗教、手に入る食材などが違うので、食文化も多様です。でもまったく異なるというわけではなく、似たような料理がある場合もあります。
たとえば、日本でもよく食べられる春巻き。これはフィリピン料理にも「ルンピア」(lumpia)と呼ばれる春巻きがあり、クックパッドでも最近検索数が急上昇しています。インドネシアでも同じくルンピアと呼ばれている料理があるそう。このルンピアとは、もともとは中国の福建料理の「潤餅」(ルンピア)が変化したものらしく、長い歴史の中でひとつの国からアジア諸国全体へと伝わっていき、その土地の素材と融合してオリジナリティーを獲得していったらしいです。
さて、このルンピアは日本の春巻きとはどう違うのでしょうか。レシピを見てみると、一見おなじみの春巻きのようですが、違いは主に大きさと調味料のようです。ルンピアはフィリピンやインドネシアの屋台で売っていて気軽につまめる料理なので、食べやすいようにスティック状にして包んだものが多いのです。また、具の味つけにはチリソース、コリアンダー、唐辛子、にんにく、ナンプラーなど、その国でよく取り入れられている食材が使われています。食べるのが楽そうでスパイシーな春巻きなんて、食欲がそそられますね。
クックパッドには、29品のルンピアレシピが投稿されています(2014.9.4時点)。そのどれもが材料が少しずつ違って、見ているだけでもワクワク!それでは、厳選したレシピをご紹介しましょう!
どんどん食べられそうですね。
チリソースをつけていただくのもおすすめです。
油分をカットしたいときに、この調理方法はよさそう!
メインのおかずでも、おつまみでもぴったりの料理ですよね。お子さんと一緒に具を混ぜたり、巻いたりするのも楽しそう。ぜひ試してみてください。(TEXT:ライツ)
参考資料:
『インドネシア 絵を見て話せるタビトモ会話』(JTBパブリッシング)
『フィリピン 絵を見て話せるタビトモ会話』(JTBパブリッシング)
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