子どもたちの健やかな成長を支える基礎として、食に関する知識と食を選択する力を養う「食育」が重要と言われています。といっても、一体何から始めたらよいのかわからないという方も多いのではないでしょうか。そこで、子どもが大好きなメニューのレシピと合わせて、クックパッドの食育絵本サービス『おりょうりえほん』から、家庭でも手軽にできる食育メソッドをお届けします。
子どもと何をして遊ぶかは、子育て中の親御さんの悩みの一つですよね。 毎週末のように出かけても、疲れてしまうし、出費もかさむ…そんな時におすすめなのが「夕飯作り」。
子どもと一緒に料理なんて無理!という方が多いかとは思いますが、週末だけ、しかも1品なら意外と難しくないんです。
クックパッドの食育サービス『おりょうりえほん』が提供する絵本「おりょうりであそぼ!」では、買い物から食べるまでを「週末の親子でのアクティビティ(遊び)」として、楽しむ方法を紹介しています。
※今なら「おりょうりであそぼ!」を含む絵本3冊が無料でダウンロードいただけます。
そして、「おりょうりであそぼ!」の中で、親子で一緒に作る料理はなんと「麻婆豆腐」!
ピリ辛料理にありがちな「子ども用につくると大人には物足りない問題」を解消した、子ども料理研究家の武田昌美先生のレシピです。下記にもこちらのレシピをご紹介しますので、ぜひお試しくださいね。
テンメンジャンで本場の味に近づけながらも、味噌でまろやかさをプラスして、子どもでも食べやすい工夫がされています。しかも、作り方は「子どものパート」と「大人のパート」で役割がしっかり分かれているので、スムーズに調理ができるんですよ。
豚ひき肉 150g
えのき 1パック(200g)
木綿豆腐 1丁
小ねぎ 1/2袋(30g)
ごま油 大さじ1/2
酒 大さじ2
おろししょうが 小さじ1
おろしにんにく 小さじ1/2
■調味料
みそ 大さじ1
しょうゆ 小さじ2
砂糖 小さじ1/2
オイスターソース 小さじ1/2
水 300ml
テンメンジャン 大さじ1/2
水溶き片栗粉(片栗粉:大さじ1/水:大さじ2)
豆板醤(おとな用)小さじ1/2〜1
(1)
子ども:木綿豆腐を包丁で2cm角に切る。小ねぎをハサミで小口切りにする。
親:えのきをみじん切りにする。鍋に水を入れ沸騰させ、木綿豆腐を入れて火にかける。再び沸騰したら優しくザルにあげ水気を切る。
(2)
子ども:調味料を合わせる。一緒に炒める。
親:フライパンにごま油を入れて、豚ひき肉、えのき、おろししょうが、おろしにんにくを入れて中火で肉の色が変わるまで炒めたら、酒を加えて煮立てる。小ねぎを加えてさっと炒めたら、合わせた調味料を加えてひと煮立ちさせる。
(3)
子ども:水溶き片栗粉を作る
親:(1)の木綿豆腐を(2)に加えて時々混ぜながら3分ほど中火にかける。火を止めて水溶き片栗粉を回しいれたら、再び火をつけ強火にし、沸騰させて水溶き片栗粉にしっかり火を通す。
(4)
親: 子ども用を先にとりわけ、おとな用に豆板醤を加えて混ぜる。
自宅で過ごすことが多い今の時期にこそ「親子で料理」を始めるチャンス!
クックパッドの食育サービス『おりょうりえほん』では、2020年3月4日より絵本3冊を無料公開しています。
「うちの子に料理なんてできるのかな?」「どんなレシピを作ればいいのかわからない」「火や包丁を使わせるなんてちょっと怖い」と思われるかもしれませんが、今回公開している絵本は、簡単に親子で料理に取り組め、子どもでもおいしく食べられるレシピが掲載されているので、きっと多くの方に「できそうだな」と感じていただけるはずです。
ぜひこの機会にご活用いただき、ご自宅での過ごし方の一つとして「親子での料理」を楽しんでみてくださいね!