日本No.1レシピサイト「クックパッド」編集部
まだまだ寒い日が続いていますが、スーパーの店頭には早くも春を感じさせる野菜たちが並び始めています。中でもこの時期注目したい春野菜は「菜の花」。菜の花はちょうど今頃、冬から春にかけてが旬の野菜なのです。
ほろ苦い味わいが特徴的な「菜の花」。春の味覚の代表的な存在ですが、実はとても栄養価の高い野菜だって知っていますか?
例えば、菜の花に多く含まれるビタミンやミネラルには、下記のようなものがあります。
菜の花には、たくさんの栄養素がバランスよく含まれているんですよ。
菜の花を使ったレシピをご紹介する前に、菜の花の選び方と調理のポイントをおさらいしましょう!菜の花はつぼみが開くと味が落ちてしまうので、つぼみが固く閉じているものを選ぶことが大切です。また、菜の花に含まれるβ-カロチンは油を使って調理すると体内への吸収率が高まるので、炒めものにするほか、オイル系のパスタに入れるのもいいそうですよ。
定番の「辛し和え」や「お浸し」を作るときなど、菜の花を茹でて調理するときは、ちょっと注意が必要です。菜の花は茹ですぎると、ビタミンCやビタミンB類などせっかくの栄養素がお湯の中に溶けだしてしまうので、サッと短時間で茹で上げるのがポイント。火の通りにくい茎の部分を先に茹ではじめるのも、美味しく仕上げるコツですよ。
子どもの頃は菜の花の「苦み」が苦手でも、大人になるとその「苦み」がむしろ美味しく感じられるようになったという人も多いのでは?美味しくって栄養も豊富な菜の花。旬の今こそ、積極的に献立に取り入れたいですね。(TEXT:金直子)
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