国民1人ひとりに番号が付与され、その番号で年金や税金などの個人情報を管理する「マイナンバー制度」の開始にともない、2015年10月からマイナンバーの通知が始まります。10月になったら何が始まるの?まず何をすればいいの?など、まだまだわからないことばかり。そこで、マイナンバーの通知が1か月後に迫った今日、これだけは知っておきたいマイナンバーのポイントをお届けします。
マイナンバーは、日本に住民票がある人、1人ひとりに付与される12桁の個人番号のこと。就職、転職、出産育児、年金受給、災害等、多くの場面で活用され、手続き等の際にこの番号の提示が必要となります。
マイナンバーは、赤ちゃんからお年寄りまですべての人に与えられます。付与された番号は、原則「一生変わらない番号」なので、大切に管理しましょう。また、その番号が気に入らないからといって番号を変更することはできません。
10月以降(人により11月頃)に、住民票に登録されている住所宛てに、「マイナンバー通知カード」が郵送され、そこに12桁の番号が記載されています。クレジットカードと同じくらいの大きさで、紙のカードです。手続き等をしなくても自宅に通知が届くので、郵便を待ちましょう。ただし、いくつか注意点があります。
10月5日時点の住民票記載の住所に送られてくるため、マイナンバーの通知が郵送されてくる前(10月まで)に、住民票の住所を確認しておきましょう。 もし、現在住んでいるところと住民票が異なる場合は、注意が必要です。引っ越し等でまだ手続きが済んでいない人は、早めに住民票の移動手続きを行いましょう。
マイナンバーの通知カードは、簡易書留、転送不可の形で郵送されます。簡易書留は、配達員から直接受け取る必要があります。不在で受け取れなかった場合は、不在票が郵便受けに入っているので、再配達の依頼をする必要があります。
仕事が忙しくて家をあける事が多い人は特に10月~11月の郵便受けはこまめにチェックしましょう。またDMと間違えて捨てないように注意!!
引っ越し後に転居届を出していても、引っ越し先の住所に届かないため、必ず住民票の移動手続きを済ませましょう。