シルバーウィークを前にして、楽しい予定を企画している人も多いのではないでしょうか? 楽しい予定にお酒はつきものかと思います。今回は、薬膳の考え方を用いて肝機能アップの食べ合わせをご紹介します。おつまみなどに意識して取り入れてみてください。
だからと言って、お酒の飲み過ぎには注意して下さいね。
カレー粉にはウコンが含まれています。ウコンは漢方薬にも用いられる生薬でもあり、肝臓のはたらきを助ける効果があります。
パクチーには、独特の香りが気の巡りを改善し、胃の調子を整えるはたらきがあります。また、血液を浄化するデトックス効果もあります。
簡単に取り入れるには、カレーチャーハンにパクチーを入れて食べるのがおすすめです。パクチーは別名コリアンダー とも呼ばれていて、スパイス としても売られています。スパイスだとより取り入れやすいですね。
にんにくは、薬膳では、解毒作用がある食材としてよく用いられます。体を温め、胃腸の機能を高める作用があります。
タコには、肝機能アップに役立つタウリンが豊富に含まれているため、解毒作用のあるにんにくと組み合わせることでその働きが高まります。
今回ご紹介した食材は、調理の応用が効くものなので、カレー粉やコリアンダーなどのスパイス、にんにくを積極的におつまみや料理に取り入れてみてくださいね。
漢方・漢方薬・薬膳のポータルサイト「漢方デスク」で、漢方の専門家として食事やライフスタイル、漢方薬について提案している薬剤師です。「みんなの漢方相談」でお悩みに関してもお答えしています。