日本No.1レシピサイト「クックパッド」編集部
4月に入り、クックパッドでは「筍(たけのこ)」がじわじわと検索数を上昇させています。空に伸びようとするその姿は、まさに生命そのもの。下ゆでが必要な生の筍はちょっと面倒そうですが、味は絶品。この春は、ぜひ楽しんでみませんか?
竹の地下茎からでてくる若芽がたけのこですが、なんといっても鮮度が命。「朝掘ったらその日のうちに食べろ」と言われる程で、生のままだと掘り取ってから時間が立つ程にえぐみが強くなるので、なるべく早くゆでるのがおすすめです。
たけのこなんて茹でたことがない、という人も多いのでは? ちょっと時間はかかりますが、じつはそんなに難しくはありません。3つのポイントを押さえれば誰でも上手にゆでることができますよ。
知っておきたい定番のたけのこの茹で方はこちら。
なぜなら、たけのこの皮にもアクをぬく成分がふくまれていることと、繊維をやわらかくさせたり、白くゆであげる作用があるからです。ただし、ゆであがり後、むきやすいように切り込みはいれてておきましょう。
米ぬかまたは米のとぎじると一緒にゆでて、えぐみの元であるシュウ酸を吸着させましょう。米ぬかに含まれるカルシウムがえぐみ成分であるシュウ酸などと結合してえぐみを押さえてくれます。
でも、米ぬかがないよという人にはこんな方法も!
ゆであがったら湯はすてないで、そのままゆで汁の中で半日くらい自然にさまします。すぐに水にうつすと、たけのこの身が縮んだり、割れたりすることが。またゆで汁につけている間に、さらにアクが抜けるのです。
下ゆでしたたけのこは、部位ごとにおいしさが異なるのでいろんな料理に使うとよいでしょう。
そのほか、定番の煮物や炊き込みご飯も欠かせませんね。
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