ポイント４重取りも！電子マネーをお得に使いこなそう！

2015年11月01日更新

カードや携帯電話、スマートフォンをかざすだけで支払いができる電子マネーは、電車や地下鉄、スーパーやコンビニ、デパート、飲食店など多くの場面で利用できまた、ポイントが貯まるなどのお得もあり上手に活用したいアイテムです。

どんな種類があるの？

電子マネーは大きく分けると2種類あり、ICカードにあらかじめお金をチャージして利用するものと、利用分をクレジットカードで後払いするものとがあります。

主な電子マネー

・交通機関等で使いやすいSuicaやPASMO、ICOCA
・スーパーなど系列のお店で使えるnanacoやWAON
・幅広い業種と店舗で使える楽天Edy

Tカードがそのまま電子マネーになるTマネーや、その店独自で発行している例えばドン･キホーテのmajicaや西友のショッピングカードなどもあります。

どうすれば持てるの？

Suicaなどの交通系は、駅の券売機などで購入できます。
nanacoやWAONは各系列のスーパー、コンビニなどで購入できます。
楽天Edyは、楽天Edyオフィシャルショップで購入できます。
また、Suicaやnanaco、楽天Edy、WAON、IDなどの電子マネーは、おサイフケーターイで利用することもできます。

電子マネーによっては最初に保証金（デポジット）が必要となるものや、発行手数料がかかるものもあるので、発行手数料が無料になるキャンペーンを上手に利用するとお得です。　

電子マネーの魅力

暗証番号不要、かざすだけで会計がスピーディー

小銭を探す時間が省け、おつりをもらう時間もないので時短にも。

小銭不要でお財布がすっきりする

増税で小銭が増えてしまいがちなお財布も電子マネーならカードだけで済みます

利用金額に応じてポイントが付く

200円で1ポイント、100円で1ポイントなど、使うごとにポイントが付与されるので、現金で支払うよりお得

履歴が残る

どこでいくら使ったかがわかるから使途不明金が減ります

電子マネーの注意点

簡単に決済ができてしまうので、使い過ぎに注意をしましょう。クレジットカードと連動させて、残高が一定金額以下になった場合に自動的にチャージされるオートチャージは便利ですが、こちらも使い過ぎに注意をしましょう。また、紛失や盗難時に備え、あらかじめその電子マネーの利用停止の連絡先を調べておくといいでしょう。

ポイントは2重、3重取りもできる

例えば楽天Edyが使えるコンビニで、支払いを楽天EdyにするとファミリーマートならTポイント、ローソンならPontaポイントが貯まるので、それぞれポイントの2重取りができます。更に、ショッピングモールのポイントカード＋ショップのポイント＋電子マネーのポイントという3重取りもできることがあります。

クレジットカードでチャージすればポイント4重取りも！

電子マネーのチャージには、クレジットカードが利用できます。クレジットカードによってはチャージをした分もクレジットカードのポイント対象となるものもあります。
※チャージをしてもポイント付与の対象とならないクレジットカードもあるので、事前に確認をしましょう。

さきほど説明したポイント3重取りの電子マネーのチャージに、ポイントが貯まるクレジットカードでチャージしていた場合、ポイントは4重取りとなるのです。

電子マネーはポイントが貯まる仕組みを理解して上手に使うと、とてもお得な支払い方法と言えるでしょう。

取材協力

丸山晴美さん

旅行会社、コンビニ店長などを経て2001年節約アドバイザーとして独立。節約アドバイザー、ファイナンシャルプランナー、消費生活アドバイザー。食費はもちろん生活全般の節約術・ライフプランを見据えたお金の管理運用のアドバイスなど様々なメディアで活動中。公式ホームページ「らくらく節約生活」はこちら＞＞

2015年11月01日更新

連載: 丸山晴美の食費節約レッスン

ファイナンシャルプランナーの丸山晴美さんが家計管理のコツや食費節約の方法を教えます