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夏から秋にかけてかぼちゃの美味しい季節です。かぼちゃは焼いても、煮てもホクホクと甘くて美味しいですよね。
かぼちゃは収穫が夏野菜としては珍しい、身体を温める食材です。胃腸を温め、気(エネルギー)を補う作用があります。薬膳的には、疲労回復効果が高い野菜 とも言えます。また、身体を温めて血行を促進してくれるので 冷え症の改善 にもおすすめです。
日本古来から冬至にかぼちゃを食べる習慣がありますが、寒い季節にかぼちゃを食べるのは、薬膳からみても理にかなっているんです。
かぼちゃの種は日本ではパンプキンシードの名称でパンやお菓子に使われている事が多いのですが、中国では塩味で皮つきのまま売られ、日本よりも身近な食材としてよく食されています。かぼちゃの種には咳を止める作用、体内の水のバランスを治す作用 があります。
特に産後の女性に適したナッツとも言われ、むくみを解消 したり、母乳の出を良くする効果 も期待できます。
母乳の出をよくするもち米 を組合せた、授乳中の女性におすすめのレシピです。 かぼちゃの種のお菓子をトッピングするのがおすすめです!
炊飯器で作れるレシピなので、材料さえ用意すれば簡単にできますね。
身体を温め母乳の出も良くし、疲労回復やむくみ解消にも役立つおやつ、ぜひ作ってみてください。
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