世界の家庭料理を旅しよう!世界中の食卓で料理をつくる人 (COOK) と食べる人 (HIKER) をマッチングするWebサービス、KitchHikeの世界各国の食卓を巡る連載。今回は、トルコはイスタンブールのグルチャさんの食卓へ!トマトをたっぷり使ったトルコの伝統料理を振る舞ってもらったそうですよ。
トルコ料理と言えば、私たち日本人にとってはケバブが馴染みの料理かもしれませんが、実は、野菜の種類も実に豊富で、特にトマトはトルコ料理にとっては必要不可欠。今回作っていただいた料理にはどちらもトマトが使われています。
1品目は、「茄子とハーブのサラダ」。 実は日本と同様、茄子はトルコでもよく食べられている野菜なんです。しかも今回は、焼き茄子!和食以外に、焼き茄子料理があるなど思っても見ませんでしたが、野菜を美味しく調理してきたという先人の知恵かもしれませんね。
お庭で育てているトマトやハーブを使った彩り綺麗なサラダの出来上がりです!
そして、2品目は「インゲンとブルガー小麦のソテー」。こちらでも、トマトをたっぷり使用しています。
「ブルガー小麦」は日本ではあまり馴染みのない食材ですが、トルコでは料理の付け合わせやサラダにもよく使われているそう。
ブルガー小麦は小麦の全粒を蒸して、乾燥させ、粗挽きにした加工食品。柔らかく噛みごたえのあって、近年食物繊維の多い食品として注目され始めています。 モロッコの代表料理「クスクス」と似ていて、アラブの諸国や、ギリシャなどで食されています。
食後のデザートのために、大きなスイカを切り分けてくれました!
グルチャさんは取材に来た我々に、ボスフォラス海峡が見えるように反対側から撮った方が良さそうね、など積極的なアドバイスをしてくれて、とても好印象。仕事も料理も気遣いもできる、なんて素敵な女性なんでしょう。これでお酒好きとのことだったので、世のトルコ人男性から大人気間違いなし。
この日は、近所に住むグルチャさんのお友達も集まって、ちょっとしたパーティーに。
ボスフォラス海峡を一望できる完璧なテラスで食べるディナーのおいしさと言ったら!イスタンブールの風を全身で感じつつ、トルコ美女の手料理をお腹いっぱい味わえたKitchHikeな夜。再訪することを誓ったのでした。
まずは、「茄子とハーブのサラダ」!清々しい口当たりと冷製ゆえのサッパリとした後味。アペタイザーとして、完璧でした。軽く胃袋を満たして、さらに食欲が湧いてくる魅力的な脇役でした。
そして、トルコのソウルフードとも言える「インゲンとブルガー小麦のソテー」。こちらも軽い口当たりがクセになります。バクバク食べられるとは、まさにこのこと!クドすぎないさっぱりとした味付けとトマトの酸味がばっちりのマリアージュ。これなら、毎日でも飽きずに食べられそう!日常食の魅力を再確認できた一品でした。ボスフォラス海峡を望む贅沢なディナー、日本でも食べたら気分はイスタンブールかも?
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