コラム

4月22日はアースデー。あなたは“イイ地球人”ですか？

2014年04月22日更新

地球環境を考えて行動する日「アースデー」が誕生したのは、1970年のアメリカ。環境悪化の問題を広める活動をしていたG・ネルソン上院議員の発案から、学生運動家や市民運動家を中心とした全米規模の環境集会が開催されました。その初めての集会が、今日4月22日だったのです。

「MY」を増やそう!!

地球環境への配慮。取り組み方の大小は人それぞれ異なるとは思いますが、「まったくやっていません！」という人はいないのではないでしょうか？身近なエコロジー活動の代表的なものとして、スーパーやコンビニなどでの「レジ袋削減への協力」がありますが、数字的にもかなり実績が上がっています。

【レジ袋削減状況】　（出典：環境省ウェブサイト「Re-Style」）

スーパー　　　　　　　　47.2％削減　（2013年8月実績　対1995年比）

コンビニエンスストア　　31.1％削減　（2013年度実績　対2000年比）

百貨店（ﾌﾟﾗｽﾁｯｸ容器含）　28.9％削減　（2012年実績　対2000年比）

この数字からも「マイバッグ派」が増えている状況が分かりますよね。筆者自身も「マイバッグ派」ですが、ふらりとはスーパーに入って買い物をしてマイバッグを忘れたことに気づくと、レジ袋辞退の割引やポイントがもらえなくて、悔しい思いをすることがあります。共感してくださる方、いますよね！？

このほかにも「マイカップ・マイボトル」「マイ箸」など持参するだけでできるエコは、やる本人に無理がない上に、やっている人が『スマートでステキ』に見える利点もある気がします。ちょっとした自分磨きと思って、楽しんでやりましょう。

「過剰」を断る勇気を持とう！

外国の方が思う日本人の印象として、「清潔」「ていねい」「気配り細やか」みたいなことがよく言われますよね。それは私たちの良さではあるものの、少し見方を変えると、もしかしたら不要なものもあるような気がしませんか。

こんなシーン、ありませんか？

①パン屋さんでの１個１個の個包装

②洋服購入時の【紙包み＋ビニール袋＋ショッパー】の重ね包装

③クリーニング屋さんの洋服それぞれに付いたハンガー

④お肉や魚などのトレイ売り商品

①のケースならば、できるだけ個数をまとめて入れるよう、お店の方にひと声かければ済みますよね。②はギフト用に買うのでなければ、ショッパー（紙袋）だけでも十分な気がします。③の場合「ハンガーなし」は難しくても、自宅で不要になったハンガーをお店に返却して、再利用してもらうといいですよ！
④のケースは、トレイを洗ってスーパーのリサイクルボックスに返却する方法ももちろんいいですが、最近はそもそもトレイを使わない「ノントレイ商品」を置くお店も増えてきましたから、それを選べば、トレイを洗う手間も水も省けます。
ここに挙げた例はちょっぴりですが、まだまだ身近でできるエコ活動はいっぱいあると思います。私たちひとりひとりが“地球人だ！”という自覚を持って、小さなことからコツコツと続けていきたいものです。（TEXT：大河原裕美）