GWの風物詩といえば、潮干狩りですよね!気持ちのいい潮風に吹かれながら、海水に足を浸して一心に掘っていると、自然に頭がからっぽになって、悩みもストレスも忘れてしまう気がしませんか?
バケツ、網、クーラーボックスなど、潮干狩りに行くときに準備するものはいろいろありますが、楽しむための心得として、知っておいて欲しいポイントをピックアップしました。
足元が濡れるのは潮干狩りの宿命ですから、とにかく裾が濡れないように、ロールアップできるパンツがベスト。ぴったりフィットのスキニータイプは避けたほうが無難です。またハーフやショートパンツは濡れなくていいのですが、足元が冷えて寒くなることもあるので要注意! そして、街ではオシャレな「股上浅め」のパンツは、しゃがんだり腰を曲げたりという潮干狩りの姿勢には不向き。下着が見えたりして、ちょっと恥ずかしいことも多いんです。
砂を掻くために「熊手」を使うのが一般的ですが、その代わりとして意外にいいのが「軍手」。自分の手で砂を掘り、貝をつかむ感覚が心地いい上に、手元の日焼けや爪に砂が入り込んだりするのを防げます。ネイルを保護する効果も期待できますよ。
素足で砂を踏みしめる気持ちよさも捨てがたいのですが、潮干狩りの場合は貝で足をケガする恐れもあるので、履物は必須です。「長靴」は蒸れがちなのと、海水が入る場合もあって△。「ビーチサンダル」はモノにもよりますが、案外しゃがみにくかったり、波に足を取られたりします。その点「足袋」はぴったり足にフィットしつつ、底が地厚なところも◎。「足袋は持ってない」「履くのが恥ずかしい」という方は、「靴下2枚重ね」で代用可能。その場合は決して新しいものではなく、使い捨てても惜しくないようなものにしましょう。
潮干狩りはイイお天気だと思っても、案外身体が冷えて寒くなりがち。寒くなったとき着用するものとして、「レインコート」を用意しておくと、濡れても気にならないし、防寒もバッチリです!
さあ、そろそろ潮干狩りに行きたくなってきましたか? 地域の潮干狩り最新情報(海上保安庁海洋情報部ホームページの潮干狩り情報はこちら)をチェックして、予定を立ててくださいね!
さて、ここからはお料理の話。潮干狩りでとれたあさりなどの貝は、新鮮だからこそ、スーパーで買うものよりも砂を多く含んでいます。ですから「砂抜き」は、いつも以上にしっかり行いたいところ。「持って帰ってすぐ食べたい!」というときにスピーディーに抜く方法と、分量が覚えやすく、しっかり確実に抜く方法をご紹介しましょう。
砂抜きが完了した貝を、どんな風に食べましょうか?ちょっとひねりの効いたレシピを紹介した、以前のクックパッドニュースもぜひ参考にしてくださいね!(TEXT:大河原裕美)