日本No.1レシピサイト「クックパッド」編集部
いろいろな野菜のうまみが詰まったラタトゥイユ。アツアツのままでも、冷やしてもおいしい、フランスの素朴な煮込み料理です。もともと、夏野菜で作る料理ですが、春の素材を上手に取り入れたレシピを発見! 作り置きできるから、たくさん作って、副菜に、パスタソースにといろいろアレンジするのもおすすめですよ!
カフェごはんやフレンチなどの一皿に、ちょこんと添えてあるラタトゥイユ。トマト、なす、ズッキーニなど、いろんな野菜のうまみがぎゅっと詰め込まれ、パンにも肉や魚料理にも合う、万能選手ですよね。このラタトゥイユ、起源を調べてみると、生まれは南仏のニースあたり。「ラタ」はフランスの軍隊用語で「野菜や豆などの煮込み料理のこと」でいわば「ごった煮」。「トゥイユ」は「混ぜる」。兵士の食堂などで、大きな鍋でコトコト作る料理に由来するという説が有力のよう。あたたかいままでも冷たくしてもおいしい、フランスの家庭でおなじみの料理です。たくさん作って、いろいろ楽しめる煮込み料理は、いわばフランス版おふくろの味。家庭によって味が違う、というのもポイントですね。
フランス料理の中でも親しみやすいラタトゥイユは、今やすっかり日本の家庭料理として定着しているよう。「ラタトゥイユ=夏野菜」の概念にとらわれず、その時々の旬を上手に取り入れるのも日本流の楽しみ方。クックパッドにも、春ならではの「ラタトゥイユ」がいろいろありましたよ。
アクの強い春野菜は加えるタイミングがポイントのよう。いろんな野菜のおいしさも上手にひとつにまとまるから、食卓の野菜不足解消にもぴったりですね! 副菜に、メインおかずの具だくさんソースに、パスタに、パンに。作り置きしていろいろな料理にアレンジしましょ♪(TEXT:田久晶子)
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