日本No.1レシピサイト「クックパッド」編集部
肉じゃがやカレーなど、煮込み料理に重宝する「圧力鍋」。4月30日放映のNHK「あさイチ」の人気コーナー「スゴ技Q」でも取り上げられていましたが、じつはいま「圧力鍋」が熱いんです!
消費税が8%にアップしてそろそろ1カ月。ジワッジワッと家計への影響を感じている人も多いのでは?家計費を抑えるときにまず考えるのは、光熱費の節約。特に最近は光熱費節約に役立つとして「圧力鍋」の人気が高まっているそうですよ。人気情報番組「あさイチ」でも「圧力鍋」をフィーチャー!さすがの取材力で驚きの情報とテクニックを紹介してくれましたよ。
アッと言う間に素材が柔らかくなると人気の「圧力鍋」ですが、煮崩れしやすいという意見も。特に煮崩れしやすい食材として名前が多くあがったのが「かぼちゃ」。そこで「あさイチ」では、煮崩れしないかぼちゃの煮物の作り方を徹底研究!そこで紹介されたスゴ技とは?
①素材を大きめに切る。
※普通は面取りしますが、圧力鍋で料理するときは面取りをしないほうがいいそうです。
②皮を下にして圧力鍋に隙間があまりできないように並べたら、調味料と水を少しだけ入れます。
※普通はかぶちゃがかぶるぐらいの水を入れますが、圧力鍋の場合は、素材から水が出るのでたくさん入れる必要はなし。
③圧がかかったら3分煮て火を止めます。実はこのあとが重要!
圧力鍋に水をかけて冷やすという驚きのテクニックが。早く冷やして圧力を下げることで、煮崩れを防ぐ効果があるのだとか。鍋ごと冷やすと言う発想には脱帽です!
次に紹介されたのが、パサパサしがちな「豚の角煮」に関するスーパーテクニック。こちらでも目からウロコの情報が。ポイントは2つ。
①豚のブロック肉を下茹でをするときは、しょうがと青ネギ、水と研いでないお米を少量プラスするというアイディア。
②強火で煮てアクを取り、圧力がかかったら弱火に。15分煮たら火を止め、豚のブロック肉を食べやすい大きさに切って再び鍋へ。このときに調味料を入れますが、この後が大事。再び圧力鍋では加熱せず、落し蓋をして弱火で30分コトコト煮込む。これがスーパーテクニック。
なぜ調味料を入れた後は圧力鍋で再加熱しないかといえば、それは2度加熱するとコラーゲンの分解が進み過ぎてしまい、繊維だけになってしまう(=パサパサになる)からなんだそう。
簡単なテクニックですが、意外と知らないことも多かったですね。番組では、圧力鍋でつくるプリンの作り方も紹介していましたよ。クックパッドにも同じように圧力鍋を活用したレシピをいくつかピックアップしてみました。
今日はカレーにする?それとも煮物?スイーツも食べちゃう? どんなニーズにも答えてくれる「圧力鍋」は、万能調理器具。今ご紹介したテクニックやレシピを活用すれば、さらに美味しくできることウケアイ。ぜひチャレンジしてみてくださいね。 (TEXT: 黒沢るか/ライツ)
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