日本No.1レシピサイト「クックパッド」編集部
11月30日に開催されたクックパッドアワードで今年のヒット10メニューにランクインし、さらに注目が集まるちぎりパン。確かにクックパッドニュースでは、2014年の10月から2015年はちぎりパンが来る!と予感し、記事配信をしていました。
でも、これまでの傾向として、比較的ニッチなファンが多いパンネタがこんなにもウケるなんて…!ということで、今日のちぎりパン人気にびっくりしている編集部。ヒットした理由を、ちぎりパンの本を出版している宝島社に取材してきました!
今回取材に答えていただいたのは、「パン型付き!日本一簡単に家で焼けるパンレシピ」を発売した、宝島社の清水弘一編集長。
ーちぎりパン本を出版された経緯を教えてください。
ー発売してからの売り上げなどはいかがですか?
「ちぎりパンに関する本は3冊出ているのですが、累計で60万部売れています。これほどまでにヒットする料理本って前例にないので、編集部でもびっくりしていますね」
ーヒットしているなという実感や反響などはありましたか?
「特にびっくりしたのが、インスタグラムでの投稿数。たまたま3ヶ月ほど前に広報のスタッフが、インスタグラムで「ちぎりパン」のハッシュタグがあることを発見したんです。そこではうちの本の型で作っている投稿や、本にはない、デコったちぎりパンのアイディアが溢れていて、オリジナルちぎりパンを投稿していたんです。予想を超えるクオリティで、ちぎりパンにはこういうデコる需要もあるんだ!と驚かされました」
ーちぎりパンヒットを支えている人はどういう人なのでしょうか?
ーこれほどまでヒットした理由は何でしょうか?
「ちぎりパン自体のレシピが、常温で作れること、発酵などの難しい言葉を使わず説明したので、これまでハードルが高そうに見えたパン作りが簡単であると思ってもらえたんだと思います。あとは、自分の好きな具材で作れる点や、かわいいビジュアルが後押ししたのではないでしょうか?」
これまで実際に型つきの料理本は、作り方などの問い合わせも来るのが通例だそうですが、今回の本に関してはほとんどなかったそう。それだけ簡単で作りやすいレシピだったということですね。それだけ簡単ならぜひ作ってみたい!ということで、本の人気のレシピを紹介!
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