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お湯の中をゆらゆらと漂いながら、うま味を出し続ける昆布。 料理に欠かせない名脇役のはずなのに、なかなかスポットライトが当たらない日陰の存在です。 そんな昆布を、年末年始の人が集まる時こそ主役に大抜擢してみませんか。 昆布を肉で巻いた「昆布巻きロール」は、あらかじめ作っておけば当日は切るだけ。 パーティーシーンでも、慌てずにすむオードブルになりますよ。 それではオススメの2品を、ご紹介いたします。
こちらの昆布巻きロールは、昆布で鷄ひき肉を巻き、蒸したものです。 クリスマスシーズンは、赤と黄色のパプリカ入りにすれば一気に華やか。 蒸しているので、肉の旨みも昆布がギュッとそのまま閉じ込めています。 やはり昆布は、いい仕事してます〜!
こちらの昆布巻きロールは、煮汁を煮含めていくタイプ。 肉と昆布の旨みがきいただしが、煮詰めるほどに染み込む染み込む・・・。 冷めても味がしっかり付いています。 戻したかんぴょうをリボン風に巻くので、地味カワイイ〜♪
昆布巻きロールのコツは、巻き方だけ。 昆布の上に鶏ひき肉をのせすぎないように、量を調整しましょう。 巻き寿司と同じように、均等にひき肉を広げたら奥を少しあけておくと、きれいに巻くことができますよ。
キュッと巻いた昆布ロールは、ボリューム満点! パーティーでは、クールジャパンを代表するようなオードブルに。 もちろんおせち料理に欠かせない昆布巻きと同じように、お正月は喜びを表す縁起の良いメニューにもなりますよ。
フードライター&コピーライター、管理栄養士
「健康」「食」のジャンルに関して、雑誌やWEBなどで執筆しています。
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