１日１枚でOK！日本のスーパーフード「海苔」の驚くべきパワーとは？

2015年12月03日更新

#海苔

おにぎりにお茶漬け、ふりかけなどご飯の名わき役としてもお馴染みの海苔。実は海苔は、ふだん野菜と魚から摂取している栄養素がバランスよく含まれているスーパーフードなのです。海苔の驚くべき栄養や美味しさ引き出すレシピを管理栄養士が紹介します。

意外と知らない海苔のコト

●海苔の旬は冬

海苔ができるまでの工程はとても複雑ですが、パリッと簡単に説明すると、海苔の胞子はミクロの大きさで、１０月頃にこの胞子を網につけると１ヶ月くらいでどんどん成長します。
約２０ｃｍ位の大きさになったらいよいよ摘み取りです。摘み取られた生海苔は速やかに洗浄、乾燥されて、お馴染みの焼き海苔になります。摘み取り作業は冬場限定。
ちょうど今が海苔の旬。一番摘みの海苔は、１２月の初めに、新海苔としてお店で販売されます。

海苔の栄養がスゴイ！

●低カロリーでダイエットにもぴったり

焼きのり一枚３ｇ。　味付け海苔も１袋３ｇ。どちらもカロリーは約５kcal。焼きのりや、味付け海苔を一枚（一袋）食べると、１日に必要なヨウ素が補えちゃいます。ヨウ素は代謝を活発にする働きがあります。

また、１日の推奨分の1/4の葉酸を含んでいるほか、ビタミンＢ12は、なんと1日の必要量の3/4を補うことができるのできます。葉酸とビタミンＢ12はお互い協力しながら血液を作っている栄養素。美容と健康に、１日一枚の焼きのりが◎ですよ。

お酒のおつまみやお料理に絶品

●タウリンやうま味が豊富。海苔は海の幸の宝庫だった！

たこやイカなど魚介類に多く含まれるタウリン。海苔にもしっかり含まれています。タウリンは肝臓の解毒作用をサポートするため、お酒のおつまみには海苔がぴったり！

また、日本の文化遺産でもある“うま味”は、性質の違う２つのうま味を組み合わせると相乗効果でグーンとおいしくなります。だしのうま味は昆布のグルタミン酸、鰹節のイノシン酸が有名です。なんと、海苔にはこの２つのうま味がすでにＭＩＸされているんです！お料理に海苔を加えるだけで美味しくなるというのは科学的にも理に適っているのですね。

海苔を使ったおすすめレシピ

チーズのたんぱく質のダブル効果で肝臓をがっちりガード

おつまみに☆チーズ&海苔重ね♪ by 快くん

スライスチーズ、焼き海苔、ブラックペッパー・一味等（お好みで）

お味の決め手は焼きのり。野菜がモリモリ食べられます。

キャベツの海苔ノリ♬サラダ by ♡ちょっぱる♡

キャベツ、人参、長ねぎ、焼き海苔、かつお節、★ごま油、★塩こしょう、★炒りごま、★すりごま

風邪気味や体調が良くない時にも体と心に優しいお味

優しい味♪とろろと海苔の酢まし汁 by のぁmama

山芋、卵白、味付け海苔、★穀物酢、★和風だし・塩、★醤油、★水

著者

クックパッドダイエットラボ　管理栄養士：水谷俊江

クックパットダイエットでダイエット「正しく食べてやせる」ダイエット指導を行う管理栄養士の資格を持つトレーナー。美容クリニックや企業で４,000人のダイエットを支援。

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監修：クックパッドダイエット

「正しく食べてやせる」をテーマにした、管理栄養士の個別指導によるダイエットプログラムです。「食べてやせる」からストレス無し！クックパッドダイエット: https://cookpad-diet.jp/
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