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1~2膳分だけご飯があまることはないですか? 冷凍保存するほどでもないし……と思ったら、おやつに活用してみましょう! 素朴で懐かしい味のおやつができますよ。
そのおいしさは認めていても、栄養的には糖質補給の役割しかないと思われがちなのが白いご飯。玄米はビタミンB群が豊富なことは知られていますが、白いご飯に関してはカロリーが高いばっかりでほかの栄養はないと思っている人も。
白いご飯はエネルギーや糖質はもちろん豊富ですが、たんぱく質やカルシウム、鉄分、ビタミン、食物繊維など、さまざまな栄養素が。特にたんぱく質に注目してみると、ご飯1杯でおよそ牛乳コップ半分の量が含まれています。
ちょっとだけ余ったご飯活用のためのおやつは、たんぱく質をより多く必要とする成長期の子どもにもおすすめです。
まずは甘い味のおだんごをご紹介しましょう。
ご飯をつぶしながら片栗粉と混ぜてゆでればつるつるっのおだんごに。みりんとしょうゆを煮詰め、水溶き片栗粉でとろみをつけたあんをかけていただきます。
こちらはほんの少し残ったさつまいもの消費にもぴったり。ゆでたさつまいもを裏ごしして、ご飯と混ぜ合わせてこね、きなこをかけてめしあがれ! さつまいもは電子レンジをつかってふかせばさらに手軽。
おせんべいの原料はそもそもお米。だから一度炊いたご飯でもおせんべいに近いものが作れます。
余ったご飯を水で洗った後、砂糖と小麦粉を混ぜ、フライパンで焼き上げます。甘くてやさしい味のおせんべいになります。途中でしょうゆを塗って焼いたら、しょうゆせんべいに。
今回調べていて気がついたのは、レシピの解説に「母に昔作ってもらった」「おばあちゃんに教えてもらった」という言葉が目立つこと。余ったご飯で何かを作るのは昔ながらの知恵だったのですね。また、それを今小さな子どもに作ってあげることによってやがて懐かしい母の味になることも。ぜひ今回のレシピに挑戦して、わが家ならではのおやつの思い出につなげていってください。(TEXT:松崎祐子)
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