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定番の「豆腐の味噌汁」がおすすめな理由とは?【豆腐百珍シリーズ vol.24】

毎日のように食べる味噌汁やスープ。その中でも豆腐の味噌汁を食べる機会はかなり多いのでは?何気なく食べている豆腐の味噌汁ですが、実はただの定番ではないオススメのポイント満載なんです。豆腐百珍シリーズ、今回は豆腐の汁物レシピをご紹介していきます。

江戸時代にも人気だった!豆腐の汁物

江戸時代のベストセラー「豆腐百珍」の中にはたびたび豆腐の汁物レシピが登場します。結び豆腐という棒状に切って結んだ豆腐を浮かべたすまし汁や、裏ごしした豆腐を使った摺り流し豆腐などさまざまな汁物レシピが紹介されています。江戸時代の一般家庭の食事は一汁一菜だっため、汁物は欠かせないもの。豆腐百珍の中に汁物が多いのもうなずけますね。

定番!豆腐の味噌汁

現代の食卓にも、汁物は欠かせないものですよね。忙しくて作れないこともあるかもしれませんが、やっぱり汁物が献立に入るとバランスがよくなります。そんな汁物でもっとも手軽で身近なものといえば味噌汁ですね。その中でも豆腐の味噌汁は食卓に登場する回数も多いのではないかと思います。

朝にもおすすめの豆腐の味噌汁

以前も豆腐百珍でご紹介しましたが、豆腐も味噌も同じ大豆から作られているので、相性のよい組み合わせです。豆腐の味噌汁はもちろん晩ごはんにもオススメですが、実は朝ごはんにもぴったりのメニュー。
・消化によいので、胃腸への負担が少ない
・良質なたんぱく質で栄養たっぷり
・火が通っているので短時間でできる
などメリットたくさん。朝の忙しい時間でも豆腐の味噌汁をぱぱっと作れば、充実した朝ごはんにできそうですね!

豆腐とワカメの味噌汁はさらに◎

ワカメなどの海藻に含まれるカルシウムは、豆腐に含まれるたんぱく質によって吸収されやすくなります。また、豆腐にはカルシウムの働きをよくするマグネシウムも。定番のワカメと豆腐の味噌汁は実は栄養面でもすばらしい組み合わせだったんですね!乾燥ワカメならストックしておくのにも便利ですし、汁物を何にしようか悩んだときに豆腐とワカメの味噌汁をさっと作れるようにしておくといいですね。

現代版豆腐百珍 Powered by COOKPAD の豆腐の味噌汁レシピはこちら

No.72 豆腐の味噌汁

定番なだけでなく栄養面でもばっちりな組み合わせの豆腐とワカメの味噌汁。小口切りにした青ネギをプラスすれば、見た目も栄養価もさらによくなりますね。定番ですがしっかりマスターしておきたい一品ですね。

その他の豆腐の汁物レシピはこちら

味噌汁以外にも豆腐の汁物はたくさんあります。和食もいいですがたまには韓国風にしてみたり、洋風にチャレンジするのもいいかもしれませんね。

No.73 スンドゥブチゲ

韓国の豆腐料理であるスンドゥブ(純豆腐)はスープにもおかずにもなります。寒い季節にはもちろん、暑い季節にも夏バテや冷房による冷え対策のためにもキムチの入ったスンドゥブはおすすめ。手に入りやすい調味料で手軽に本格チゲにトライしてみましょう。

No.74 豆腐の洋風スープ

洋風のスープにも豆腐はぴったり。こちらのレシピは、卵と豆腐を混ぜ合わせてふわふわの食感が新しいスープ。キャベツも入って栄養価も満足度も高いので、朝ごはんや夜遅く帰った時の夜食にもよさそうですね。

ちょっと献立に加えるだけで、一気にバランスがよくなる汁物。毎日作るものなので、手軽に作れる豆腐を使った汁物のバリエーションを広げておきましょう♪


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