世界の家庭料理を旅しよう!世界中の食卓で料理をつくる人 (COOK) と食べる人 (HIKER) をマッチングするWebサービス、KitchHikeの世界各国の食卓を巡る連載。今回は東京は千駄木にお住まいのセシルさんに、大人数で楽しめるボリビアのパーティー料理「ピケ・マチョ」を作ってもらいました!
世界の家庭料理を旅しよう!世界中の食卓で料理をつくる人 (COOK) と食べる人 (HIKER) をマッチングするWebサービス、KitchHikeです! 旅先や日本に住んでいる外国人の食卓を訪ねて、世界中の家庭料理を取材してきた模様を臨場感たっぷりにお届けいたします。
第34回目は、東京の下町、千駄木で食べられるボリビア料理!
こんにちは!キッチハイク初参加のまりこです。 ネットサーフィンをしていた私の目に偶然飛び込んできたキッチハイクのページ。真っ先に「面白そう!やってみたい!」と思いました。思い返せば学生時代、留学中のいちばんの思い出はホストファミリーや他国の留学生と料理を教えあったりシェアしたこと。これを知ったからにはもちろん利用しない手はありません (笑)。せっかくだから、これまで会ったことのない国の人にしてみよう!と、ボリビアのセシル (Cecil) さんにコンタクトをとりました。
メッセージを送ると翌日には快くYou’re my first kitch hiker!とうれしい返信が。セシルさんのメニュー、「ピケマチョ (Piche macho)」はもともとはパーティー料理で、大人数で飲みながらいただくお料理とのこと。友人にも声をかけ、今回は2人で訪問させていただくことになりました。
待ち合わせは千駄木駅。「どんな人が来るのだろう?」とそわそわしながら待っていると、セシルさんが日傘をさして爽やかに登場。「今日は本当に暑いね!」「でもうちは本当にすぐ近くだから安心してね」とはじめましてとは思えないフレンドリーさ。
お母さまは日本とボリビアのハーフで、ご自身も日本人とのクォーターというセシルさん。今は日本の大学院に通っていて、アルバイトでスペイン語や英語も教えているのだとか。ボリビアの高校を卒業後はチリの大学へ進学、日本に来る前はカナダに住んでいたという国際派です。
お互いに簡単な自己紹介をしながら歩いているとあっという間にお家に到着。まずは手作りのローズマリー水を勧めてくれました。ローズマリーはなんと家庭菜園しているのだそう。ほんのり爽やかな香りに暑さも和らぎます。その他にもパセリやバジルも自宅で採っているというセシルさんの手作りへのこだわりが垣間見えた瞬間でした。
一息ついたら早速お料理開始です!今回は一緒に作りましょう!ということでエプロンを締めてやる気まんまん (笑)。メニューの「ピケマチョ」は、フライドポテトの上に野菜、肉などの具材を乗せてソースをかけたものです。さっくり説明を受けたらいざスタート!
ピケマチョの「マチョ」は大きな皿という意味だそうで、1人で食べることができたら、立派な大人だと言われるんだそうです (笑)。