日本No.1レシピサイト「クックパッド」編集部
皆さんはトマトジュースって飲んでますか?ジュースと名は付いていますが、実は栄養面に優れているんです。フタを開けるだけですぐに飲めるトマトジュース、料理にも使えて本当に優秀で助かります!
トマトといえば、リコピン。リコピンは老化の原因となっている活性酸素を退治するほか、悪玉コレステロールの酸化を抑止するなどの効果が期待されています。
昔から「トマトが赤くなると医者が青くなる」ということわざがあるほど、栄養たっぷり。
リコピンの効能としては、紫外線によるメラニンの生成を抑え、シミやそばかすを防止する作用も認められているなど、女性にとって気になる効果もいろいろ。
トマトジュースの場合、栄養価の高い時期に収穫・加工されるので、旨みはもちろん栄養もたっぷりです。
身体にも美容にも良さそうなトマト。どんどん食べなきゃ!とつい思ってしまいますが、一日に必要なリコピンをトマトから摂ろうとすると、生食なら2、3個食べなくてはなりません。毎日はちょっと大変そうですね…。でもトマトジュースなら、200gで摂取できます。約コップ1杯、もしくはパックのジュース1つ分です。毎日飲んでも良いけれど、お料理で大活躍してくれるので取り入れれば楽しみが広がりますよ!
リコピンは加熱することで体への吸収率が高まります。また脂溶性ビタミンなので油を一緒に摂る料理にすればさらに効率UP!
メラニンの生成を抑える作用があるというリコピンは、小腸で吸収されて全身を循環し、約6~8時間かけて肌の細胞に到達します。なので紫外線から肌を守りたい人は、日差しを浴びる時間を逆算してトマトジュースを飲んだり、料理に取り入れたりして備えるのが効果的。
完熟したトマトほどリコピンが多いらしいので、ジュースは「完熟」と書かれているものを選ぶのがおすすめです。
毎日上手にトマトジュースを取り入れて、いきいきキレイな肌をめざしたいですね!
(TEXT: 高田薫/ライツ)
参照サイト:『農研機構』 『全国トマト工業会』
参考資料:『オールガイド食品成分表2014』(実教出版)
『栄養の基本がわかる図解辞典』(成美堂出版) 監修・中村丁次
日本ナンバーワンのレシピサイト「クックパッド」のオウンドメディアであるクックパッドニュースでは、毎日の料理にワクワクできるような情報を発信しています。季節にあわせた人気レシピの紹介のほか、定番メニューのアレンジ、意外と知らない料理の裏ワザもお届けしています。