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2016年こそ貯蓄を増やすための「5つの心得」とは?

来年2017年には消費税が10%になる予定です。軽減税率も検討されていますが、出費増は覚悟しなくてはいけません。増税に備える意味でも、上手なマネーコントロールを身につけましょう。

目標を紙に書き出す

貯蓄を増やすためには、目標が必要です。
何にいくら必要で、どのように貯めるのかを具体的にしましょう。たくさんありすぎて困る!という場合は、紙に思いつく限りの目標を書きましょう。目標というと思い浮かばない方は、やりたいことを書けばOK。
全て書き終えたら、優先順位を決めましょう。

貯蓄方法を決める

優先順位が決まったら、それを達成するためにいくらかかり、いつまでに達成させたいかという貯蓄プランを考えます。まず、貯めるお金はどこから捻出するのかを考えます。生活費を見直すのか、ボーナスからなのか、アルバイトを増やすのか、実現可能な方法を検討しましょう。次に、貯める口座をどれにするのかも決めてしまいましょう。

家計簿をつける

貯蓄額UPに欠かせないのが家計簿です。具体的な付け方などは、前回の記事を参考にしてみてください。 家計簿と予算でやりくりをすればムダが減り、その分貯蓄がしやすくなります。

消費の優先順位を決める

衝動買いばかりしていては、いつまで経ってもお金は貯まりません。
会計前には本当に必要なのか?を考えるようにしましょう。

また、衝動買いを防ぐおすすめの習慣として、スーパーで買い物する際は、会計前に優先順位の低いものを1~2つ程度棚に戻すようにしましょう。

お菓子やアイスなどのファミリーパックは本当にお得?
半額シールが貼られているだけでカゴに入れていない?

など、意外と必要のない買い物をしていることは多いものです。

メリハリを付ける

いつも節約ばかりでは息が詰まってしまいます。時にはしっかりお金を使いましょう。ただし、使い道を間違えてはいけません。ハリのある出費とは、経験に使ったお金で「幸せ」と記憶に残る出費のことです。

例えば…

・レジャー代わりに週末ショッピングモールで買い物しないかわりに、年1回は旅行へ行く。

・ファーストフードやファミレスに行く回数を減らし、ちょっと高級なレストランで価値ある食事をする。

・日々のおやつを我慢するかわりに、時々は有名パティシエの作るとっておきスイーツをいただく。

具体的な目標とお金を貯める仕組みを作り、メリハリのある消費を心がけるといったお金との上手な付き合い方ができるようになることが、貯蓄額UPへの近道と言えるでしょう。

取材協力

丸山晴美さん

旅行会社、コンビニ店長などを経て2001年節約アドバイザーとして独立。節約アドバイザー、ファイナンシャルプランナー、消費生活アドバイザー。食費はもちろん生活全般の節約術・ライフプランを見据えたお金の管理運用のアドバイスなど様々なメディアで活動中。 公式ホームページ「らくらく節約生活」はこちら>>

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