肉も魚も野菜も食べられて、しかもイベント感もある鍋料理は、主婦にとって寒い季節のおたすけメニュー。でも、いろいろな食材が入るからこそ、迷ってしまうのが副菜の存在です。「鍋料理には何か副菜を合わせてる?」。気温の低下と反比例するように、鍋の日の副菜談義は盛り上がりつつあるようです。
材料を用意してあとはグツグツおいしく煮るだけ! みんなでつつく鍋は、イベント感もあるごちそうでありながら、主婦にとってはラクチン料理。野菜も肉も魚もいろいろな素材が一度に食べられる、栄養満点の優良メニューです。
と言いたくなりますが、そうはいかないのが家庭の食卓。 クックパッドの「みんなの献立」に投稿されている「鍋の日の献立」の献立をみても、副菜は添えているのが大多数でした。これって結構意外ではないでしょうか? ちなみに、いろいろな食材が入るからこそ、組み合わせが難しくなる鍋の日。みんなの家はどうしているのか、クックパッドの投稿からいろいろな家庭の鍋事情を探ってみました。
「鍋の日の献立」を見てみると、まず、目につくのが「サラダ」です。
鍋の中の野菜が煮込んだ温野菜なのに対し、サラダの野菜はシャキシャキ。献立の中で2種類の食感が楽しめるのがポイントのようです。鍋を煮込んでいる間に、ささっと作れるのもいいですね。
つづいて、鍋の合間の箸休めにもなる簡単なさっぱり小鉢もいろいろありました。
↓ゆでオクラ×すりごま×めんつゆで簡単!
↓塩昆布とゆずこしょうをそれぞれ和えるだけ!
↓ゆでキャベツに塩昆布とごま油で
最後に、組み合わせている人が意外に多かったのが、炊き込みご飯。
副菜というよりは主食になりますが、炊飯器にセットすれば、あとはほったらかしでできる、という点が魅力的。お手軽なのにごちそう感がアップします。
栄養満点でごちそう感もあり、なのにお手軽。主婦の味方、鍋料理の副菜には、やはり作りやすさがポイントになりそう。これからのシーズン、いろいろもう1品にチャレンジしてみては?(TEXT:田久晶子)