ごはんやサラダ、おかず、スープ、デザートなど様々なメニューを1つのお皿にまとめて盛っていただく「プレートランチ」。オシャレなカフェメニューとしてはもう定番で、クックパッドでも週末になると検索がググッと急上昇します。そんなプレートランチは、実は「ハワイ」とものすごく縁が深いのです。観光地として根強い人気を誇るハワイの料理を使ったプレートランチで束の間のリゾート気分を味わいませんか?
ハワイには19世紀中頃、各国から来た移民労働者が大規模なサトウキビ畑で働くプランテーション時代がありました。日系移民の他にも、フィリピンや中国、ポルトガルなど様々な国の人たちが居たそうです。その移民たちが農場で昼食をとる時に、お互いにおかずを持ち寄って交換し合ったことが「プレートランチ」の始まりだったと言われています。当時は、お皿に白飯とマカロニサラダ、1~3種類ほどの肉料理を盛るスタイルが定番だったとか。プレートランチには、日本の“お弁当”の影響も少なからずあるそうです。
現在、ハワイのプレートランチはフードコートや移動屋台などでお皿ではなく、発砲スチロールの四角いランチボックスで提供されるのが一般的。ステーキやフライドポテト、パンケーキを盛ったアメリカンな一品や中華風、韓国風、アジア風などバリエーションは多岐に渡ります。ボリュームもたっぷりなプレートランチを是非一度は本場で味わってみたいものですね。
「今すぐ、行きたい!」と思っても、まだ夏休みには早いし、お金もかかるし、そんなにすぐ簡単にというわけにはいきませんよね。クックパッドからおうちでもハワイ気分が十分に味わえるプレートランチレシピを紹介します。
ご飯の上にハンバーグ、目玉焼き、そしてグレービーソースをかけた日本でもお馴染みのハワイ料理。目玉焼きをうま~く半熟気味にしていただきたいですね。
鶏肉を醤油、ショウガ、ニンニク、スパイスなどに漬け込み、もち米から作ったモチコをつけて揚げるハワイ風唐揚げ。サクサク、ジューシーでたまりません!
殻がついたままのエビをニンニクとバターたっぷりで炒めて作る一品。ビールとの相性も抜群です。
いかがでしたか?今の季節なんか、おうちで作ってお弁当にして外で食べるのも最高かもしれませんよ。是非、ハワイなプレートランチで夏をいち早く感じてみてくださいね。(TEXT:中本タカシ/ライツ)