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「おみおつけって何?」小6の娘がある日きいてきた。ええー、知らないの~!?味噌汁のことだと教えましたが、あれ?おみおつけと味噌汁って本当に同じもの? こんな風な食べ物の名前の違いってまだまだありますよね。おじやと雑炊、おむすびとおにぎりetc.……。本当に同じものかどうか調べてみました。
そして、国語辞書で引くと、おみおつけは「味噌汁をいう丁寧語」と出ています(大辞林)。やっぱり同じもので合っていたのですね。しかも漢字で書くと「御御御付け」なんだとか。なんだかおまじないのようです。
そのまま辞書に頼ると、おじやの項目には「雑炊」と出ていますし、雑炊の項目には「おじや」と出ていました。どちらも味噌やしょうゆで煮たかゆのことです。地方によって呼び名が違うという説もありますが、はっきりとはしていないよう。ちなみに、おかゆは水を多くして米を柔らかく煮たものですね。
クックパッドの掲示板、おうちカフェ「みんなのカフェ」でも、「味噌汁の呼び名」と題して、同様な話題があがっているのを発見!
こちらのスレッドによると、味噌汁は地方によっても様々な呼び方をしているようです。
“わたしのオバーちゃん位の歳(明治~大正)には、おつけと言ってました。富山県です。”
“私の実家(福島県)では「おつゆ」「おつよ」「つゆ」「つよ」などと言っていました。”
名古屋の方では赤だしというと味噌のことだけでなく、赤だしで作った味噌汁そのものを指すのだそう。
おむすびとおにぎりも同じものだけど、おむすびが東日本、おにぎりが西日本という説もあります。
炒飯VS焼き飯、今川焼きVS大判焼き、ねこまんまVS汁かけご飯などなどは基本的に同じもの。それぞれをどう呼ぶかによって出身地がわかるかもしれませんね!
う~ん、掘れば掘るほど食べ物の呼び名は深い! ランチや飲み会のとき、まわりにリサーチしてみるのも面白そうですね♪(TEXT:松崎祐子)
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