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フランスではコク出し調味料として使われるという「ガストリック」。テレビで取り上げられ話題になっています。材料は砂糖とお酢だけ。まずはレシピを見てみましょう。
レシピにもある通り、砂糖とお酢を強火で煙が出るまで煮詰めて作るガストリック。なぜガストリックを加えるだけでコクがアップするのかというと…?お酢に含まれる「アミノ酸」と砂糖の「糖」。この二つに熱が加わると苦みや渋みなどが生まれます。
苦みや渋み=おいしさとは結びつき難いですが、実はコレが料理と合わさることでコクを生み出す秘密なのだそう。カレーにコクを出す「飴色玉ねぎ」もどうやら同じ理由なんだとか。
本当に「ガストリック」でコクが生まれるのかはやはり作ってくれた人に聞くのが一番!
つくれぽ(みんなの作りましたフォトレポートのこと)をチェックすると、「カレーに入れたら艶とコクがアップしました♪」「トマトチキンシチューにIN。作りたてでも一晩寝かせたようなコクが」と、コクアップ報告が届いていました!作りたてでも一晩寝かせたようなコクなんて聞いちゃうと試してみたくてうずうずしちゃいます。
見た目は、下手したら醤油と間違えそうな真っ黒な液体「ガストリック」。煙が出るほど煮詰めるというチャレンジ精神旺盛なレシピからできあがるということですが、この「煙が出るほど」というのがどうもポイントのようです。今夜のカレーのコクのために火傷に充分気をつけて、ぜひ試してみてくださいね!
JAMHA認定ハーバルセラピスト
北海道出身の日ハムファン。2男児に味見を頼み日々お料理研究中。素敵&便利なレシピたっぷりの記事を発信します♪
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