ついでに片づける！忙しくてもキレイが続く「ながら」整理のすすめ

2016年02月25日更新

よく、「毎日仕事や子育てに追われ、忙しくて片づけする時間がないんです。どうしたらいいですか？」と質問をされます。仕事をしながら子育てをされている人もいらっしゃいます。本当に大変ですよね。
そんな毎日時間に追われている人にぜひ取り入れていただきたい、忙しいながらも片づけ上手の人が自然とやっている「時間がなくても片付く方法」を伝授します。

■時間がなくても片付く！「ながら整理・ながら掃除」

つまり、何かをしたついでに、整理や掃除をしてしまおう！ということです。片づけるぞ！という気合いを入れて始める、それももちろん良いのですが、「すごくモノが増えてから、すごく汚れてから」するお片づけや掃除って本当に面倒なものです。
結果、「忙しいから自分は片づけができないんだ」と言い訳をしてやらなくなるのです。例えば、我が家ではこんな「ながら」をやっています。

1.クローゼットでは

毎日の洋服選びの際、１年以上全く着ていない（冠婚葬祭用は除く）服を見つけたら処分します。

2.キッチンでは

料理の準備や後片付け、お皿を洗いながら、キッチン付近を拭き掃除。コンロ周りは「ながら」でサッとふいておくだけで、油がこびりついて落ちにくいのが防げます。
食品を選ぶ際、期限が切れているものはすぐに処分。１年以上使っていない調理道具は手放します。

3.トイレに入ったら

ついでに便器や手洗い場をきれいにしておきます。

4.お風呂に入る際

シャワーを浴びながら、浴室もサッと掃除します。

どれも、忙しくても普段行う行為ばかりですよね。これならモノの整理もそんなに気合いをいれずに「ついで」にできますし、ながら掃除に関しては念入りじゃなくサッとでＯＫ！「ながら」を取り入れやすい様、すぐに掃除用品が取り出せる工夫をしておきましょう。ふきんやお掃除シート、メラニンスポンジなどを、使う場所ごとに置くのがおすすめです。

■ストレスなく「楽に続く」ルールを考える

日頃から「ながら」を取り入れると、何時間もかけてモノの整理をすることもなくなり、掃除もグッとラクになります。これが、忙しくてもキレイが続く！片付く秘訣になるのです。部屋でまったりとくつろいでいる時に「片づけするか！」と気合いをいれて立ち上がるのは、本当に腰が重いものです。
でも「ながら整理・ながら掃除」なら、体が動いている普段行う行為の中で「ついでにやるだけ」なので取り入れやすいです。私は面倒臭がり屋の方なので、「いかにストレスなく、楽に自分ができるルールの中で、継続できるか」を基本に、自分に合う方法を考えています。
無理にハードルをあげてしまうと、その一瞬だけキレイにはなりますが、継続できない為また元に戻る可能性が高くなりますので気をつけて下さい。

いかがでしたか？「ながら整理・ながら掃除」は、忙しい方はもちろん、私と同じ面倒臭がり屋さん、ズボラさんにもおすすめの片づけ術ですよ。一緒に”収ラク”（快適な収納でラクに暮らすこと）してみませんか？