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6月になると店頭に並ぶ実山椒(みざんしょう)。1年でこの時期しか手に入らない実山椒を使って、料亭で出てくるような佃煮作りに挑戦してみませんか?ちりめんじゃこと合わせたり、お茶漬けでも楽しめる佃煮は、常備菜にもピッタリですよ。
6月4日放映のNHK「あさイチ」をご覧になった方はいらっしゃいますか?おなじみ「解決!ゴハン」の今回のテーマは、「実山椒(みざんしょう)」でした。実はこの「実山椒」は、「木の芽」とも呼ばれ、山椒の若葉のこと。市場に出回るのは1年でこの時期だけという、とても貴重なものなんです。調理されて市販されているものもありますが、やはり自分で作る味は格別。さっそく作り方をマスターしちゃいましょう。
まずは簡単な下処理の方法からリポートします♪
①実山椒を適量用意し、実と枝を分けていきます。指で実を抑え、もう片方の指で枝をひねるようにして取ると取りやすいそうです。
②水洗いをしたら、6~7分ゆでます。ゆで時間は山椒の新鮮さによってかわります。
③水に取り出し、エグミがないかチェックします。エグミがとれるまで、2~3回水を替えながら1時間ほどさらします。
④水を切って密閉容器に入れれば完成!
冷凍すれば1年間保存できるというからビックリ。下処理をした実山椒は、魚と一緒に煮て煮魚にしたり、ちりめんを加えてちりめん山椒にしても!
下処理をした実山椒を使って、今度は佃煮を作ります。こちらも驚くほど簡単でしたよ。
<材料>
ゆでて水にさらした実山椒 カップ1
酒 カップ4分の1
砂糖 小さじ1
しょうゆ 30〜50ml
<作り方>
①鍋に上記の材料を入れて5~6分ゆでます。
②このあとしょうゆを入れるのですが、ここが大事。いきなり全部入れてしまうと山椒が縮んでしまうので、まずは10ml(小さじ2)のしょうゆを入れます。
③4分ゆでたら残りのしょうゆを入れ、煮汁がなくなるまで煮ます。
いかがですか?今が旬の実山椒。ぜひご紹介したレシピを作ってみてくださいね。ごはんにのせても、お茶づけに入れても、おつまみやおかずにアレンジしても絶品!冷蔵庫にひとつあるととっても重宝しますよ。(TEXT: 黒沢るか/ライツ)
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