コラム

あなたのキッチンにあるアノ調味料、本？風？どっちですか？

2013年11月30日更新

#調味料

今日は「本みりんの日」です。和食の味つけの要となる「みりん」の歴史は、500年も前の16世紀、戦国時代から始まったと言われています。その当時は“甘いお酒”として主に女性が飲むものだったとか。戦国時代を彩った姫様たちが「本みりんで女子会♪」なんてこともあったかもしれませんね。そんな歴史の長いみりんですが、意外に知らないことも多いもの。果たして「みりん」とは何ぞや？を探ってみました。

「本みりん」と「みりん風調味料」の違いって知っていますか？

料理酒の横、同じようなうすい金色の姿でスーパーの調味料コーナーに並んでいる「みりん」。そのみりんたちの中には、「本みりん」と表記されているものと「みりん風調味料」となっているものがあるのをご存知でしょうか？
その違いはというと「本みりん」はもち米、米麹、醸造アルコール（焼酎）から作られたアルコール14％前後の醸造調味料で、「みりん風調味料」は糖類を主原料とするアルコール分１％未満の甘味調味料だということ。「本みりん」は酒類に属するので酒税がかかることから、酒税法の対象にならないよう作ったのが「みりん風調味料」なのです。

「本みりん」で味わいレベルアップ！パパッと料理上手に♪

みりんには「甘味」「旨味」「食材に照りやツヤを出す」という役割がありますが、「本みりん」を使うと、アルコール効果で甘味はふっくら上品に、旨味はぐっとコク深くなります。お魚やお肉など食材の生臭みを消す効果も高いので、たとえば今が旬の『寒ブリの照り焼き』に使えば、風味の良さが一層引き立って堪らない美味しさに！そしてこれからの鍋シーズンには、だし汁の味付けに「本みりん」を加えてみましょう。いろんな具材から出る臭みが消えて旨みが増え、“おなかにしあわせが染み渡る鍋”になりますよ。料理の腕をカンタンに上げてくれる“本みりんワザ”の効いたレシピ、参考にしてください。

あなたのキッチンにあるアノ調味料、本？風？どっちですか？

「本みりん」と「みりん風調味料」の違いって知っていますか？

「本みりん」で味わいレベルアップ！パパッと料理上手に♪

キレイなお出汁は、これからの季節のヘビロテです♪*

ただ漬けるだけで、みりんの旨味効果に脱帽！*

シンプルだけど、幸せをジワ～ッと感じる副菜*

みりんの隠し味で、とびっきりスウィ～ティ～に♪*