世界の家庭料理を旅しよう!世界中の食卓で料理をつくる人 (COOK) と食べる人 (HIKER) をマッチングするWebサービス、KitchHikeの世界各国の食卓を巡る連載。今回は、東京の江東区は東雲にお住まいのインド人ギータンジャリさんの食卓で、郷土料理をふるまってもらいました!
これまでの予習とは違って、謎が多いというよりも、インドらしく良くも悪くも情報がまだまだ“混沌”としているので、アタマの中を整理しておかねば!
というわけで、東京は東雲にお住まいのインド人COOK、ギータンジャリ (Geetanjali) さんの元へと行って来ました!
「Welcome!!」
まぶしいほどの笑顔で出迎えてくれたギータンジャリさん。キッチハイクのウェブサイトで見たプロフィール写真通り、美しすぎるCOOKに衝撃…!
そして家の中にお邪魔すると、事前に準備してくれていたお料理の仕込みで、すでにお部屋はスパイスの香りでいっぱい♪ エスニックなインテリアも相まって、まるで本当にインドに来たかのようでした!
また、驚くべきは彼女のCOOKとしてのプロフェッショナル精神。イントロダクションとして、お茶を頂きながらインドの歴史・文化について丁寧に説明をしてくれたのはもちろん、なんと私のためにインド郷土菓子のレシピをレジュメにまとめてくれていたのです…!
旦那さまの転勤で、日本に住んでもう8年になるというギータンジャリさんですが、この日本人顔負けのおもてなしは私も学ばなければ…と、すっかり感心してしまいました。
郷土菓子レッスンの前にメインディッシュを!…ということで、まずは本場の北インド料理レッスンから。
全部で5品も用意してくれるということで、まさにフルコース!ただ、そんなに作って頂いて、時間は大丈夫なのかしら?…と心配をする私をよそに、テキパキと調理に取りかかるギータンジャリさん。
しかし、私もお手伝いをしつつ調理を進めていくと納得。彼女は、主婦とは思えぬ料理の腕前の持ち主だったのです!
インドでは定番のカッテージチーズ (非熟成チーズ) を押し固めた「パニール」を入れたカレー。パニールの見た目はまるでお豆腐のようなのに、弾力のある食感で、且つカレーの味わいをマイルドにしてくれます。
チャパティ (小麦粉で作った円形の生地) を油で揚げた、インドの揚げパン。日本ではナンが一般的ですが、実際インドではナン以上にプーリーの方がよく食べられているのだそうです。
…といったように、プロ顔負けの手際の良さで調理を進めていくギータンジャリさん。
その中でも私が特に注目したのが、「カッドゥ カシファル (Kaddu Kashifal)」でした。
平たく言えば、私たち日本人にも馴染みの深い「カボチャの炒め物」なのですが、そこはさすが“スパイス天国”のインド料理。
さてさて、お次はお待ちかねのインドの郷土菓子。今度は「スパイス」と「砂糖」でどんなマジックを見せてくれるのでしょうか?
また次回のお楽しみに!
世界中の食卓で料理をつくる人(COOK)と食べる人(HIKER)をマッチングするWebサービス。現在28ヶ国500以上のメニューを公開。KitchHikeマガジンやFacebookでおいしい情報を発信中! https://kitchhike.com
旅行者を自宅に招いて料理をふるまうCOOKになってみませんか?外国人と交流する機会に。独立開業前のトライアルや、ちょっとしたお小遣い稼ぎにも。身につけた料理の腕前、披露するチャンスがここにあります。 旅先や海外の家庭料理を食べて現地の人と交流してみたい人は、HIKERになってみませんか?食文化は暮らしの真ん中。海外はもちろん、日本に住む外国人COOKたちもあなたの訪問をお待ちしています。