お手持ちの調味料、美味しく食べられる期間はどれくらいでしょう?記載されている賞味期限を見ると意外に余裕があると思ってしまうかもしれません。ですが、容器の縁についた調味料が結晶化している、風味が変わってしまった?…などの経験はありませんか?
今回は、調味料保存のポイントと見直しの仕方についてご紹介します。
調味料も開封後は生鮮食品同様、鮮度が落ちていくので、なるべく劣化しない間に使うのがおすすめです。パッケージに記載されているのは、あくまで未開封・未開栓での賞味期限。調味料も生鮮食品同様、栓を開けたその瞬間から、どんどん鮮度は落ちていくのです。
いつまでも古い調味料を使い続けるのはよくないですし、かといって毎回捨ててしまうのももったいないですね。
調味料のボトルやパッケージに元々貼ってある賞味期限のラベル。購入時にはチェックしていても、その後あまり見ていないかもしれませんね。貼ってある場所が目に付きにくい、字が小さいなどが理由でしょうか。
そこで、MY賞味期限ラベルを作る事をおすすめします。100均のラベルシールやテプラのようなラベルライターを利用し、そこに「開栓日」・「使い切り期間の目安」・「賞味期限(元々記載のもの)」を記入するだけ。これを使う時目に入りやすい場所、フタやパッケージの上に貼っておきましょう。
このラベルを、調味料を使いながら見て、使い切り期間、賞味期限のどちらかを過ぎていたら処分するよう心がけます。更に、時々味や風味が落ちていないかもチェックすると良いでしょう。
主な調味料の使いきり期間目安は次の通りです。(各メーカーのホームページに保存期間の目安が記載されている場合もあります。)
醤油は開封後から酸化が進み、味も落ちていきますので、1か月を目安に。味噌・マヨネーズ・ケチャップなども1か月を目安にすると良いでしょう。
料理酒は、高温や紫外線により変質する恐れがあり、冷暗所保存で2か月程度。みりんは、アルコール分に加え糖分も多く含み変質しにくいので、開封後半年程度。
賞味期限内であれば1年程度はもちます。まれにお酢の中に白い膜が張ることがあります。害はありませんが、鮮度の落ちた一つの目安として食用はやめ、掃除などに利用しましょう。
変質しにくいので、基本的に賞味期限はありません。ただし、湿気で固まったり、保存状態により別の食品の匂いが移ったりする恐れがありますので、密閉容器に保存するなどの工夫は必要です。
使い切り目安を過ぎてしまい、処分することになった場合、まだ調味料がたっぷり残っているようであれば、適正量ではなかったのかもしれませんね。次回からは1サイズ小さめのものを購入するなど工夫をしましょう。徳用に比べると割高感は否めませんが、きちんと使いきれる量を毎回購入することで、段々と無駄がなくなりますよ。
1度きりで使われることなく冷蔵庫に眠ってしまっている調味料もあるはずです。お料理の際のチェックに加え、月初や月末などに調味料のチェック日を設けましょう。
MY賞味期限チェックで、常に新鮮で美味しいものを体に入れる生活、始めてみませんか?余りがちな調味料は購入する前に、お料理のアレンジに使う工夫や、代用できるものがないかをリサーチしてみましょう。思わぬレパートリー拡充のきっかけになるかもしれません。
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