何をしてもやせなくなった。モデルなのにどうしよう……!と、悩み始めたモデル・菅井悦子さんが取り組んだのは、食べる+動くの「美ボディメイク」。連載第2回目は、気になる「美ボディメイク」の中身に迫ります!
クックパッドの公式キッチンで「美ボディメイク・キッチン」と題して美しい体をつくるための食についてを紹介してくれているモデルの菅井悦子さん。今回は第2回目。彼女が現在トライしている、ただ形なく不健康にやせるのではなく、美しくなる「美ボディメイク」の秘訣を、お教えします!
宮城県出身。女性誌で人気のファッションモデル。ヨガインストラクターとしても活躍中。
ビジネスコンサルティング会社を経営する傍ら、セカンドジョブでフィットネスモデルとして活躍。美しく作られた肉体を競い合う、フィットネス&フィジークコンテストで優勝、海外選手が参加するコンテストにおいても準優勝(日本人最高位)の実績を持つフィットネスアスリート。肉体作りのプロの視点から、菅井悦子さんにワークアウト&食事のアドバイスを行っている。
菅井 衝撃的だったのは、初めてトレーニングに行ったとき、和久井さんにあちこちつままれたけど、つまめるところはみんな脂肪なんですよね(笑)、肩もひざも!
和久井 前回もお話ししたように、筋肉は維持することが大変なんです。1日2日動かさなければ、すぐにハリを失ってしまう。だから、材料になるたんぱく質をとって、効率よく動かすということが必須になってくる。——って、僕みたいな体の人が筋肉の話をすると、過剰に筋肉をつけろといっていると勘違いされるんですけどね(笑)。
菅井 「これどうやったの?」って友だちに聞かれて、ジムに来て一緒にトレーニングしようよ!って誘うんだけど、必ず皆いうんですよ。「まずやせてから行くね」って。
和久井 筋肉をつけることと、脂肪を落とすことは、まったく別のプロセスなんですよ。前回も話したように、省エネモードになった体では運動効果は現れにくい。そして、僕の実感するところでいくと、自分で意識して鍛えていない部分の脂肪は、いくらダイエットしても落ちにくい。