知らずに摂ってしまうハム＆ベーコンの「隠れ塩分」に要注意！

2016年03月29日更新

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見落としやすい加工肉の塩分

ハムやベーコンはといえば朝食やお弁当など、調理に時間をかけたくない時の救世主！ベーコンやハムの挟まったサンドイッチは手軽なのにとても美味しいですよね♪一方で、生ハムや厚切りベーコンなどはディナーやお酒の席でも人気のメニューです。ついつい食べてしまうことも多いのではないでしょうか。
みなさんは、そんなハムやベーコンに含まれる塩分の量をご存知ですか？今回は、意外と塩分が多い加工肉を、健康的に楽しむ方法についてご紹介します！

ハム・ベーコンに含まれる塩分量

種類にもよりますが、加工肉の塩分は、ロースハム２枚で1.0g、ベーコン２枚で1.0g、生ハム２枚で1.1g、熟成生ハム２枚で2.2gの量になります。さらに調味料などで味付けをした場合は、その分の塩分がプラスされます。では、:１日に摂ってもよい塩分の量はご存知でしょうか？　厚生労働省が推奨する食塩の１日摂取量は男性で８g未満、女性で７g未満です。
ハムやベーコンの加工肉には塩分が多く含まれることがわかりますね。

下茹ですると◎

加工肉を食べる際は、調味料による味付けを控えましょう。また、ハムやベーコンは、下茹ですることで塩分を抑えられます。ハムの場合は、細く切り沸騰したお湯で１分茹でてから水でしめると、塩分を落とし食感に弾力が生まれて一石二鳥。塩分だけでなく余分な脂も落とせるため、ヘルシーな調理方法といえます。
生ハムを食べる際は、食べ過ぎに注意し、なるべく減塩タイプのものを利用するとよいでしょう。

塩分摂りすぎには気をつけましょう

塩分の摂りすぎが、骨粗しょう症とも関連があるのをご存知でしたか？
塩分の過剰摂取によって体内のナトリウム濃度が高まると、バランスをとろうとしてカルシウムが尿へ排泄されます。その結果、骨の形成に必要なカルシウムを補えなくなります。

減塩を心がけることで、骨や歯を丈夫に健康に保ちましょう！

塩分控えめに楽しめるハム＆ベーコンレシピ

✿グレープフルーツドレッシングのサラダ✿ by M’sきっちんさん
グレープフルーツたっぷりのドレッシングで爽やか。生ハムの塩味で美味しく頂けます。

鱈とベーコンの重ね蒸しトマトソースで by 素敵にごはんchanさん
電子レンジで簡単！淡白な鱈にチーズやベーコンがコクと旨味とプラス。体内の余分なナトリウムを排泄するカリウムが豊富です。

※ 栄養価は、文部科学省科学技術・学術審議会・資源調査分科会報告の日本食品標準成分表2010を元に算出しています。また、栄養価は自動計算処理の改善により更新されることがあります。

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2016年03月29日更新

連載: クックパッドの「おいしい健康」

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