6月も終わりに近づき、いよいよ夏本番が間近に迫ってきました。この季節に食べたくなる豆腐料理と言えば「冷奴」ですよね!今回の豆腐百珍シリーズでは、よりおいしく冷奴を食べるポイントとマンネリ化しない冷奴アレンジをご紹介していきます。
天気の移り変わりも激しく、ムシムシと暑い日が続いていますね。これからいよいよ夏本番を迎えると、冷たいものがおいしい季節になってきますね。この季節に食べたくなるものといえば、冷奴をあげる方も多いのではないでしょうか?夏のイメージのある冷奴ですが、実際に夏におすすめしたい理由があるんです。
・火を使わずに調理できる
・食べたときはもちろん見た目にも冷たさを感じられる
・そもそも豆腐にカラダを冷やす効果がある
意外かもしれませんが、漢方の世界では豆腐は体を冷やす効果があるとされています。暑い時期に豆腐を食べようと思ったのは、今のような冷房設備がなくても夏を乗り切っていた先人たちの知恵なのでしょう。たまには、エアコンを少し止めて暑さを感じながら冷奴食べるというのも粋かもしれませんね。
冷蔵庫でキンキンに冷やした冷奴がおいしい!と感じている方も多いと思いますが、実は、冷奴を食べるのに最適な温度はもう少し高いんです。何度だと思いますか? 答えは17℃。 これは、人間が口に含んだときに「冷たい」と感じるギリギリの温度。また、豆腐の油分が溶け出して、豆腐のもつ甘みや旨みが感じられ、一番おいしく食べられるのだそう。ちなみに、食べる30分前に冷蔵庫から出しておくと、ちょうどいい食べごろの温度に。ぜひ試してみてくださいね♪
冷奴といえば、薬味をたっぷり楽しめるのも人気の理由。ごま油と塩で食べると豆腐本来の味を感じられます。しょうが、ねぎ、大葉、ミョウガ…お好きな組み合わせで!切り方もオシャレで参考になりますね。
夏の疲れを吹き飛ばしてくれるネバネバと梅干しも冷奴に乗せて。納豆の旨味や梅の酸味がマッチしてバランスよい味に。栄養も抜群ですが、ボリュームもアップするおすすめの組み合わせです。オクラは茹でていますが、絶対火を使いたくないなら生でもOK。
冷奴同様、夏の定番料理である「なすの煮浸し」をトッピング。意外な組み合わせのようですが、煮浸しのタレと豆腐も好相性で、なすとの食感の違いも楽しめます。レンジで加熱するだけなのに豪華に見えるので、忙しいときの一品に。
これからどんどん暑くなって冷奴の登場回数も増えてくるはず。また冷奴?と言われないようにトッピングを工夫していろいろな冷奴を楽しんでみてくださいね♪