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V6のいのっちこと井ノ原快彦さん、有働アナウンサーらが、社会問題から生活実用情報まで、毎日ピックアップする「あさイチ」(NHK)。主婦の皆さんが一番気になるあさイチのテーマをクックパッドがレポートします。
まだ梅雨明けしてない地域もあるとはいえ、すでに季節は夏といった感じの今日この頃。あまりの暑さに、夏バテ気味なんて人もいるかもしれませんね。今回は、そんな夏のスタミナ補給にピッタリの食材・昆布の特集です。
7月19日放映の「あさイチ」(NHK)をご覧になりましたか?生活に役立つ「スゴ技と知恵」を紹介するコーナー「スゴ技Q」の今回のテーマは、「昆布」でした。といっても、今回注目するのはダシをとるような昆布ではなく、トロトロ~とした強い粘りが特徴の「がごめ昆布」。そしてがごめ昆布が手に入らないときでも、手軽に使える「とろろ昆布」の二大特集。まずは「がごめ昆布」にフィーチャーしますよ。
今注目を集めている昆布といえば、戻したときにスゴイ粘りを持つ「がごめ昆布」。その驚きの粘りのモトは、アルギン酸、フコイダンという食物繊維です。特にがごめ昆布は、フコイダンが豊富。このフコイダンは免疫機能の亢進・活性化が期待できる成分で、その健康効果が注目され、函館の特産品として人気急上昇!取り扱うスーパーや百貨店が全国的に増加しているスーパー昆布なのです。番組では、「がごめ昆布」取り扱う上でのポイントを紹介していたので、以下にまとめてみましたよ。
室温に置く。熱に弱いため、煮てしまうと粘りがなくなってしまうので注意を。35℃前後の人肌のぬるま湯に浸して室温に置けば、戻す時間が短縮できる。
がごめ昆布は非常に粘りが強いので、すぐにくっついてしまいます。くっつかないようにするには、水で戻したがごめ昆布に、酢を加えるのがポイント。ちょっとした工夫ですが、それをやるかやらないかで食感に大きな差が出るので、これも要チェックですね。
さあどんどんいきますよ。お次はがごめ昆布が手に入らないときにでも、昆布のトロトロ感がお手軽に味わえる「とろろ昆布」の登場です。細胞よりも薄く作られているとろろ昆布は、栄養を吸収しやすいのが特徴。とろろ昆布というと、お吸い物や味噌汁、おにぎりに使うぐらいしか思い浮かばない人もいるかもしれませんが、番組では意外な活用法を紹介していましたよ。
今回は、特にとろろ昆布をパン粉の代わりに使ったハンバーグの作り方をご紹介しますね。教えてくれたのは、昆布の達人である料理研究家の山脇りこさん。
合びき肉に塩を入れ、粘りが出てきたところにハサミで1㎝ぐらいにカットしたとろろ昆布を入れます。一度に入れるとダマになるので、数回にわけてイン。よく混ぜたら、低カロリー&ボリュームアップのために豆腐を加えて、さらに混ぜます。とろろ昆布が水を吸ってくれるので、水切りしないで加えてOK。しょうゆで味付けをして、まるめて焼いたら出来上がり。
他にも弱火のフライパンで1分間ほど炒り、冷めたものを袋に入れてもみ、粉末にしたとろろ昆布を調味料として使ったり、サンドイッチに入れるなんてユニークな活用法も!
せっかくなのでクックパッドにもとろろ昆布を活用したレシピがないか?探してみましたよ。
いかがですか?夏バテ予防はもちろん、集中力アップにも役立つとされる昆布。トロトロとした食感は、食欲が落ちているときでもつるんといただけますね。ぜひこの夏は、昆布を活用してみてください。(TEXT:森智子)
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