日本No.1レシピサイト「クックパッド」編集部
初夏から初秋が旬のいわしは、お手頃で栄養豊富といいことだらけ。そんないわしを甘塩っぱい蒲焼にするのはいかがでしょうか。
手で簡単にさばけて、タレと一緒に焼くだけという手軽さは、魚料理が苦手な方にこそ作ってほしい料理です。
ここでは、手開きの手順を詳しく解説します。蒲焼の作り方は、スタッフが試作したレシピを参考にしてください。
【1】下処理をする
包丁を尾から頭の方向へ擦ってうろこを取り、頭を落とす。腹から尾びれまで斜めに切り落としたら、包丁の先で内臓を掻き出す。
【2】指でいわしを開く
流水で腹の中を洗い、水気を拭き取る。左手の親指を腹に入れ、頭の方から尾に向かい骨に沿って動かし、身を開く。
【3】中骨をはずす
中骨の下に親指を入れ、尾の方から頭に向かって動かし中骨を浮かせる。中骨を身から剥がし、尾の付け根で折る。
【4】腹骨をとる
腹骨に包丁をねかせて斜めに薄く切り取る。両側処理をしたら完了!
表面に張りがあり、青くツヤがあるものを選びましょう。また、エラがきれいな鮮紅色をしているところもポイントです。
いわしは身が柔らかいため、焼き始めたらなるべく返さずに、タレを入れてからスプーンでかけて味を絡ませると◎
ほぼ全工程に調理方法の写真が載っているので、いわしの蒲焼を初めて作る方にも分りやすいと思います。
特集スタッフが作ってみた感想
タレに甘みが程よくあり、ご飯がどんどん進みました。色合いも、ツヤのある焦げ茶色で食欲をそそります!
このレシピは、焼いたいわしを取り出さずにタレを入れて煮詰めるので、洗い物が少なく済む点でもオススメです。
いわしを返すときは、フライ返しに菜箸を添えると身崩れしにくかったです。
(手開き:10分・調理時間:10分)
献立に悩んだ時、参考にしていただきたい副菜レシピです。どれも簡単にパパッとできるのでおすすめです。
初挑戦の手開きは2〜3尾さばくと、なかなかの見栄えに出来るようになりました。そして、自分でさばくと、美味しく作りたい気持ちが一層強くなります!
蒲焼は、短時間で簡単に作れて満腹感を味わえる便利な料理。
暑い夏には、栄養満点のいわしをモリモリ食べてみませんか。
文:藤池瞳 写真:北村文乃
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