日本No.1レシピサイト「クックパッド」編集部
決して主役にはなれないけれど、食べると口の中がさっぱりして、つい手が伸びてしまうのが酢の物ですよね。
合わせ酢の基本である二杯酢や三杯酢の配合を覚えておけば、あと一品足りないという時にサッと作れて便利です。
【1】きゅうりを塩もみする
きゅうりは1〜2mm幅に切り、ボウルに入れて塩をまぶす。約10分間置いて、しんなりしたら、水でサッと洗い、水気をよく絞る。
【2】たこの下ごしらえ
ゆでだこは7〜8mm幅のそぎ切りにする。そぎ切りは、包丁の刃を寝かせて、手前に引くように切ること。切り口の表面積が大きくなるので、味の含みが良くなる。
【3】わかめの下ごしらえ
わかめは水でサッと洗い、3cmの長さに切る。塩蔵わかめの場合は、表示通りに塩抜きしてから切る。
【4】合わせ酢を作り、和える
調味料を混ぜて合わせ酢を作る。酢の強い酸味が苦手な場合は、酢に火を通しておくとまろやかになる。材料と合わせ酢を和えて完成。
二杯酢は、別名・酢醤油ともいい、酢と醤油を合わせたものです。三杯酢は、二杯酢にみりん又は砂糖、出汁を加えて甘みやコクを足したものになります。
好みで使い分ければよいですが、酸味が強くさっぱりとした二杯酢には魚介類、酸味が抑えられ誰にでも食べやすい三杯酢は、野菜や海藻など酢の物全般に向いていると言われています。
合わせ酢の配合が、酢:砂糖:醤油=3:2:1という覚えやすいレシピです。
特集スタッフが作ってみた感想
砂糖の甘味で酢の酸味が抑えられ、まろやかな味付けの三杯酢なので、パクパクとたくさん食べられました。
すっきりとした強めの酸味が好みの方は、酢の分量を少し増やして調整すると良いと思います。(調理時間:25分)
定番のたこときゅうり以外にも、まだまだ美味しい素材の組み合わせがあります。自分好みの酢の物レシピを探してみて下さいね!
酢、砂糖、醤油という、いつも使っている調味料が、配合次第で美味しい酢の物に変身するので、合わせ酢って覚えておくと本当に便利ですね!
人によって、酸味や甘みなどの好みが違うと思いますので、紹介したレシピを軸にして、ぜひ「我が家の味」を見つけてください。
これから夏本番ですが、さっぱりとした酢の物を食べて乗り切りましょう〜。
文:栃木由子 写真:北村文乃
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