食材を丸ごと使った料理がおいしいように、人間もありのままが一番いい…そんな気持ちにさせてくれる注目の映画『にがくてあまい』が2016年9月10日に公開されます。映画公開に先駆け、キャリアウーマンかつ野菜ギライの料理ベタ(彼氏なし)の江田マキを演じた川口春奈さんと、料理上手なイケメン男子校教師(女性に興味なし!)、片山渚を演じた林遣都さんに撮影エピソードなどをうかがいました。
川口:ゴーヤの茶碗蒸しです。もっと苦いと思ったんですが想像と違って。豆乳やゴーヤが苦手な人でも食べることができるんじゃないかと思うくらいでした。
林:僕もゴーヤの茶碗蒸しです。普段炒めたものしか食べないからゴーヤの新たな美味しさにびっくりしました。
川口:あと私はキーマカレーです。キーマカレーといってもお肉の代わりに使われているのが高きび。高きびという食材を初めて知ったんですが本当に挽肉のようで美味しくてびっくりしました。甘みもあってヘルシーなのにお腹にたまるかんじは女子におすすめですね。
林:はい、結構苦労しました(笑)食材を買って野菜を刻む練習をしました。切った食材でクックパッドを活用したりもしましたよ。あと、包丁で指を切ってしまったことがあって、怪我を隠して撮影に臨んでいました。
川口:タイやベトナムなどのスパイシーなエスニック料理が大好きなんです。にんにくも大好きで、汗をかくぐらい辛いものも大好き。お気に入りのタイ料理屋さんに2日に1回行ってしまうほどです。なのでそんなところに連れて行ってくれたら好きになっちゃうかもしれませんね!
林:料理というか、好きな物を我慢せずにおいしく食べる女性は好きです。普通、女性ならにんにくとか避けるじゃないですか、でも自分が食べたいからにんにく食べちゃう!とか。そんな女性に魅力を感じます。
川口:映画に登場する料理は、一つ一つ食材を活かした料理です。今回、紹介しているレシピを通じて映画にも興味を持ってもらえると嬉しいです。そしてぜひ作ってみてほしいですね!
林:僕も男でも簡単においしく作れるようなクックパッドのレシピを見つけたら挑戦したいです!
1995年2月10日生まれ、長崎県出身。雑誌「ニコラ」の07年度モデルオーディションでグランプリを受賞。同誌の専属モデルとしてデビュー。09年には、三井不動産の第13代リハウスガールに選ばれる。その後数多くのTVドラマ、映画に出演し活躍の場を広げている若手女優のひとり。
1990年12月6日生まれ、滋賀県出身。2007年に映画『バッテリー』の主演で俳優デビュー。同作品での演技が評価され第31回日本アカデミー賞新人俳優賞を始めとする数々の賞を授賞。Netflixドラマ「火花」(主演)など多くの話題作に抜擢。9月6日(火)から公演の初舞台「家族の基礎~大道寺家の人々~」に出演。
主演の二人も食べた映画に登場する料理がチェックできます。