日本No.1レシピサイト「クックパッド」編集部
アツアツのごはんにのせたり、おにぎりに入れたり使い勝手のいい梅干し。ムシムシするこの時期はごはんが傷まないようにお米を炊くときに入れておくなんて人もいるようです。そんなごはん作りに欠かせない名脇役・梅干しを、今回はフィーチャーします。
7月7日放映のNHK「あさイチ」をご覧になった方はいらっしゃいますか?おなじみ「解決!ゴハン」は、「梅干し」がテーマでした。梅干しといえば、強力な抗菌力を持ち、成分に含まれるクエン酸が食欲増進や疲労回復、胃腸の働きを正常にすると言われている優秀食材。これからの季節にはぜひ積極的にとりたいですよね。番組では、そんな梅干しをもっと活用したい!という視聴者のリクエストに応え、ステキな簡単レシピを紹介していましたよ。さっそく作ってみませんか?
今回料理を教えてくれたのは、通をもうならせる抜群の腕前を持つ日本料理店店主・佐藤雄一さん。なんと梅干しと人気の豆乳を使って、夏にピッタリのレシピを作ってくれましたよ。簡単に作り方をご紹介しますね。
まずは赤紫蘇で漬けた赤い梅干しの種を取り、包丁で叩いたものを小さじ2用意します。それをミキサーに入れ、さらにカップ1の豆乳、昆布とかつおでとっただしを大さじ1と3分の1、ひとつまみの塩を加えて軽めにかき混ぜておいきます。
次は夏野菜の準備を。今回番組で紹介されていたのは、石川小芋、パプリカ、ミニトマト、グリーンアスパラでしたが、自分で作るときはお好みでOK!それらの野菜をそれぞれ下準備。石川小芋はゆでて皮をむく、パプリカはじか火で焼いて皮をむく、ミニトマトは湯むきしておく、グリーンアスパラガスは筋をピーラーで取り除いてゆでておく。
下準備が終わったらそれらの野菜を、120mlのだし、うす口しょうゆとみりんをそれぞれ小さじ2を入れ、ひと煮立ちさせたものに1〜2時間浸しておく。器に梅干しと豆乳のソースを入れ、そのうえにだしに漬けておいた野菜をのせ、仕上げに青ゆずをすりおろしたものをトッピングすれば完成です。
夏野菜に豆乳の甘味と梅の酸味の効いたソースがピッタリ合うおひたしは、おひたしというよりは彩り豊かなサラダのよう。和食はもちろん、ワインや洋食の付け合せにも合いそうですね。せっかくなのでもっと梅干しが活用できるレシピが他にもないか?クックパッドで探してみましたよ。
いかがですか?実はいろいろなレシピに活用できる梅干し。さっぱりした酸味が夏にもってこいですね。 (TEXT: 黒沢るか/ライツ)
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