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8月11日放映の「秘密のケンミンSHOW」(日本テレビ系)のテーマは、「全国秘密のレシピ!お手軽 激うまグルメ 2016」でした。ケンミンに長く愛され続けてきた安くて、しかも簡単に作れ、超うまい!そんな選りすぐりのマル秘グルメがランキング形式で紹介されました。さっそく、人気のグルメTOP10をチェック!
パッと見さつま揚げのような「イカメンチ」は、スルメイカのゲソを細かくぶつ切りにしたものに玉ねぎ、にんじんを加え、砂糖、塩、コショウで味付けし、卵、小麦粉を混ぜてタネにし、衣を一切つけずに揚げたフライ。元々しっかり味がついているので、何もつけずに食べるのが青森流!ビールや白いご飯に欠かせない一品だそうですよ。
油揚げに炊き込みごはんが入っている、重量感満点の鳥取ケンミンが愛するソウルフード。といだ米にさきがきごぼうとにんじんを加え、生米のまま油揚げに入れ、砂糖やしょうゆ、塩、みりんなどの調味料と一緒に炊飯器で炊くという驚きのグルメ。ありそうでなかった油揚げと炊き込みご飯のマリアージュに感動!
いかと人参を合わせたシンプルなグルメ。いかはいかでも、生のものでなく、スルメを使うのがポイント。細かく刻んだ長人参(全長が1mにもなる、日本古来の人参)と一緒に、ダシ醤油とみりん、多めの砂糖を投下してひと煮立ちさせたとタレに漬け、冷蔵庫で一晩寝かせます。ひじき、昆布、ゆず、切り干し大根、枝豆を加えるなど、それぞれの家庭によっていろいろなアレンジがあるそう。以前、クックパッドニュースでも紹介をしました。
ぶつ切りにした根菜をたっぷり入れた具沢山のけんちん汁に、そばと合わせるのが、茨城ケンミンのテッパンの食べ方。けんちん汁にゆでたそばをつけて食べる、「つけけんちんそば」も人気なのだとか。
蒸かしたじゃがいもを冷蔵庫で一晩寝かせた後、衣をつけて揚げ、最後に中濃ソースをたっぷりかける、ボリュームたっぷりのファストフード。いもフライをカツ丼よろしく溶き卵でとじて、ご飯にのせて食べる「いもフライ丼」も美味なのだとか。
グルメ王国福岡ケンミンの愛するソウルフードは、餅入り茶碗蒸し。作り方は普通の茶碗蒸しとほぼ同じ。干ししいたけと昆布や白ダシに合わせ、ベースのダシを作り、そこに溶き卵を加え、丁寧に濾して生地を作ります。違うのはここから。福岡ケンミンはこの後、丸餅をイン。そのうえに鶏肉や銀杏、エビなど定番の具材を入れ、生地を流し込んで蒸すのだそうです。卵の中から現れるお餅は、トロトロで絶品!
4位に登場したのは、沖縄ケンミン熱愛の「じゅーしー」。三枚肉をサイコロ状にカットしたものと米、ニンジン、にんじん、沖縄かまぼこを豚骨ダシで炊きます。最後にラードを入れるので、普通の炊き込みごはんよりも、コクがあってまさにジューシー!三枚肉は豚バラ、豚骨ダシは中華スープの素でも代用できるそうですよ。
再びじゃがいもを使ったグルメがランクイン!3位にエントリーされた「あげいも」は、北海道・羊蹄山麓産の男爵いもを丸ごと使った豪快グルメ。皮をむいたじゃがいもを塩ゆでし、小麦粉とベーキングパウダーなどを合わせた特製の衣につけ、10分ほどしっかり揚げたもの。外はカリカリで、中はふんわり。ほのかな甘さがたまらないと、道産子たちに大人気なのだとか。おうちで作る場合は、衣をホットケーキミックスでも代用できるそうですよ。
長野ケンミンが愛するグルメは、おなじみ五平餅。五平餅というとお餅で作ると思いますが、実は使われているのは普通のお米! 炊き立てのご飯をつぶして串焼きにし、くるみたっぷりの味噌を塗っていただきます。家で作るときは、魚焼きのコンロやフライパンにアルミホイルを敷いて、軽く色が付く程度に焼いてくださいね。
堂々の第1位に輝いたのは、「りゅうゆう」というネーミングのグルメ。りゅうきゅうといえば、沖縄の古い地名なので一瞬沖縄ケンミンのグルメかと思いますが、こちらは大分のソウルフード。
サバを使うのが最もオーソドックスですが、鯛、アジなど、刺身用の魚ならすべてOKという、なんともおおらかなレシピ。漬けマグロに近い見た目ながら、漬けマグロのように辛くないのは、濃口醤油と刺身醤油に酒、そしてみりん、砂糖などで作った甘めのタレに漬けるから。とてもお手軽なのに味わい深い一品。白いご飯や冷酒にもピッタリですね。
どれも、近所のスーパーで手に入る身近な食材で作れるメニュー。今すぐにでもマネしてみたくなりますね。リーズナブルでおいしいものばかりなので、夏のレジャーでお金を遣いすぎてしまったときにも、強い味方になってくれるはず。ぜひ、作ってみてください。(TEXT:森智子)
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