いま覚えておきたい熱中症の対処法【熱中症対策⑥】

いま覚えておきたい熱中症の対処法【熱中症対策⑥】

熱中症の危険について、よく知られるようになってきました。「子どもや老人は特に注意」「こまめな水分補給を」「室内でも熱中症に」などなど、ニュースでも繰り返し聞きますよね。でも意外と知らない落とし穴も。特に対処法は知っておかないといざというときに大変! 熱中症が疑われるときにまずしたいことについてまとめてみました。

症状によって対処が違う場合も

熱中症には水分補給が大切といわれます。ですが、ある症状では水分の種類が重要に。
それは、こむら返りなど筋肉の痛みやけいれんがある熱けいれん。電解質のバランスがくずれたことで引き起こされますが、塩分をとらずに水分だけをとっていると、ますます血液中の塩分濃度が低くなってしまいます。真水や塩分濃度の低い飲み物では症状が改善できません。少なくとも塩分濃度0.1〜0.2%の飲み物をとりましょう。
もちろん、食事で塩分がとれているときや大量の汗をかいていないときの水分補給として、お茶や水は有効です。特に冷たいお茶や水は体を冷やしてくれるので、熱中症予防に役立ってくれます。

熱中症の症状が出たら……

熱中症は命にもかかわります。特に子どもは症状の進行が速いので、早め早めの対処が重要となってきます。

熱中症の応急処置

・涼しい場所に移動させる
・衣服をゆるめ、安静に寝かせる
・クーラーや扇風機やうちわで体を冷やす ・氷のうなどで脇の下・太もものつけねなどを冷やす
・冷たい水を持たせ、自分で飲んでもらう
・大量に汗をかいた場合は、スポーツドリンクや経口補水液を

上記のことをしても、症状が改善しない場合は医療機関を受診しましょう。

冷却シートは効果なし!

市販のジェルタイプの冷却シート、熱が出た時に使っているおうちも多いのでは。こちらは清涼感があるだけで、残念ながら体を冷やす効果はありません。熱中症には効果がないので要注意!

こんなときはすぐに医療機関へ

次のような症状があったら、ためらわずにすぐに救急車を呼びましょう。

自分で水が飲めない。脱力感や倦怠感が強く、動けない。

意識がない(おかしい)。全身のけいれんがある。


救急車を呼ぶのはもちろん、すぐに体を冷やすなど、そばにいる人による応急処置が非常に大切です。いざというときに慌てないためにも、対処の仕方をチェックしておいてくださいね。(TEXT:松崎祐子)


<参考>環境省HP、厚生労働省HP、消防庁HP

クックパッド編集部

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