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ラーメンやつけ麺によくかかっている粉をご存知ですか?その正体は「魚粉」。料理にかけるだけで調味料・ダシ的な役割を果たし、味をぐっと高めてくれます。ご家庭で作るのも、とっても簡単なんですよ。
魚粉とは、かつおやさば、いわしなどの魚介や昆布を粉末状にしたもののことで、粉だしと呼ばれることもあります。ラーメンやつけ麺のスープにかかっていることが多く、特に魚貝系和風スープや豚骨醤油の家系スープとの相性は抜群。少量加えるだけで、スープのコクが高まると同時に、より上品な味わいを作り出してくれます。最近では、有名B級グルメの富士宮焼そばにも使用されていますね。ウスターソースの旨味に魚貝の旨味がプラスされ、より奥深い味わいに仕上がります。とにかく“かけるだけで”、味の決め手や隠し味として料理の味を劇的に高めてくれるのです。
そんな魚粉は、業務用のスーパーや通販などで手軽に手に入れることができますが、家で作るのも驚くほど簡単。かつおぶしや煮干し、昆布など好みの材料をレンジで軽くチンして、ミキサーにかけて細かく砕いて混ぜるだけで完成です。
いよいよやってきた夏休みシーズン。お子さんにとってはお休みでも、主婦のみなさんにとっては負担が少しばかり増えてしまうことにも…。そして、けっこう面倒なのがランチ作りだったりしませんか?いつもは一人分で良かったし、そこまで凝ったものを作る暇もないし…という方にも、「魚粉」があれば定番ランチメニューにかけるだけで、より美味しくなって特別感も出るのでオススメです。この夏はラーメンや焼そば、チャーハンなどいろいろなメニューに「魚粉」をかけちゃいましょう!!
(TEXT:中本タカシ/ライツ)
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