日本No.1レシピサイト「クックパッド」編集部
夏のパーティーやお盆の集まりなどに重宝されるメニューと言えば、お刺身ですね。日本人はお刺身好きな人が多いですし、スーパーで買ってきてお皿に盛るだけで手早く済むのも便利なところ。でも今年の夏は、いつものお刺身にちょっと変化を…ということで今回オススメしたいのが「カルパッチョ」。ご存知、“イタリア版のお刺身”を5分で作れる簡単ソースで楽しんじゃいましょう!!
カルパッチョが生まれたのは、1950年代のこと。ベネチアのとある貴族夫人が食事療法のために、医者に火を通した肉を食べることを禁じられたといいます。そんな時、夫人の通うレストランの料理長が牛ヒレ肉を生ハムのように薄く切ったオードブルを創作したところ、夫人が大変喜んだとか。当時、このレストランでたまたま人気画家カルパッチョの展覧会が開催中だったことから、そのオードブルにそのまま「カルパッチョ」の名が付けられたんだとか。
その後、生の牛肉を使うカルパッチョはだんだんと魚介にシフトしていきました。その魚介を使ったカルパッチョに欠かせないものと言えば“ソース”ですね。
基本的に家でカルパッチョを作る場合には切り身ではなくお刺身を買ってきて、ソースだけ作れば手間も少なく5分ほどで盛りつけまで完成できるはず。イタリアでも最もポピュラーなソースは、オリーブオイルをベースにビネガー、レモン汁、塩こしょうをそれぞれ適量混ぜ合わせるだけで簡単に作れるもの。この基本のソースを踏まえた上で、オリーブオイルと和洋中様々な調味料・食材を組み合わせれば、いろいろなソースバリエーションが楽しめます。クックパッドからオススメレシピをご紹介しましょう。
いかがでしたか?これなら準備もすぐに済み、夏のパーティーでも大活躍してくれること間違いなしでしょう。クックパッドには、2,631品ものカルパッチョレシピが投稿されていますよ(2014.7.28時点)。魚の種類とソースの相性にも注目しながら、是非いろいろと参考にしてみてくださいね。(TEXT:中本タカシ/ライツ)
参考資料:
『世界たべもの起源事典』(東京堂出版)
『おいしいイタリアン絵レシピ』(講談社)
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